まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

秦野英子(はたの・えいこ)

若者活動サポートセンターあおぞら 共同代表
環境カウンセラー(環境省登録)、パートナーシップ・コーディネーター

出身地:広島県
最近の防災・減災活動:
・公民館や地域団体向けの環境学習講座『環境と災害』、『サバイバル料理講座』等で講演
・若者対象の『災害に強いコミュニテイづくり事業 AMSプログラム研修会』を企画運営

・防災に踏み込んだ(取り組み始めた)きっかけは?

2011年3月の東日本大震災です。被災の状況を目の当たりにし、災害は日常のとなりにあるのだと感じました。そして、現地の復興支援活動に参加した若者が、地元に戻って行う活動報告会や防災・減災啓発活動をサポートしたことをきっかけに、現在も地域向けの防災・減災活動や若者対象の防災・減災教育活動を行っています。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

2014年8月 広島土砂災害での学生ボランティア活動のサポートです。
あの夏、あの災害で、私が暮らし市民活動をしている地域も、大きな被害を受けました。その際、日頃から防災活動に取り組んでいた学生たちが、そのネットワークを活かし支援活動に取り組みました。私は学生ボランティアを受け入れる役割を担い、安佐北区災害ボランティアセンターと密に連携し、被災者支援とともに学生ボランティアの活動実施体制を整えました。学生たちは、現場活動はもとより、災害ボランティアセンターの運営の主力となり、復旧・復興支援活動を力強く支えてくれました。現在もなお、若者と地域のつながりは続き、若者たちは被災の現状を伝え、日々の防災・減災の取り組みに活かしています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

災害時に浮き彫りになるのは、「日常にある地域課題」です。
各地域で、まず身近にある小さな課題解決方法をみんなでいっしょに考えることができれば、地域コミュニティの再生につながり、ひいてはそれが防災の要となります。しかしながら、互いの異なる価値観を受入れる寛容さが希薄になっている今、地域の中で、多世代が話し合う場を設定すること自体が難しいのが現状です。日頃の暮らし、自治会活動やまちづくり活動の中で、改善しなくてはならない課題はどこの地域でもあるものです。それを井戸端会議のように、フランクに語り合う場がないことが、一番の課題だと考えます。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

鳥取県日野郡日野町です。
2000年の鳥取県西部地震被災後、住民ボランティア団体が発足し、戸別訪問活動を開始されました。現在もなお、毎月、「高齢者誕生月訪問活動」として、個別訪問活動を継続実施されています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

災害が頻発する時代になりました。こういう時にこそ、様々な人のスキルを共有すること=情報共有が大切です。これからも、その道しるべとなって頂きたいと願っています。