まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

金城陽平(きんじょう・ようへい)

金城陽平(きんじょう・ようへい)

株式会社ゼンリンデータコム 経営企画本部 事業企画部・シニアリーダー

出身地:福岡県福岡市
最近の防災・減災活動:
全国避難所データベースサービスの企画・立ち上げ。
・「内閣府防災遂行作戦4.0」への全国避難所データベース並びに地図API提供。
・地図と各種位置情報を活用した企業向けBCPシステムの企画提案など。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

2011年3月に発生した東日本大震災の1ヶ月後に、地図情報配信会社ゼンリンデータコムへ入社しました。入社後、地図情報と位置情報を活用して防災・減災に貢献するのが自分の使命だと考え、防災士の資格を取得し、防災関連のサービスに取り組み始めました。防災アプリの企画提案、防災訓練での位置情報活用、企業向け安否確認サービス、BCPシステムでの地図利用、サプライチェーンマネジメントシステムでのハザード情報利用提案、国、自治体主催の各種防災イベントへの協力・参加など活動を続けています。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

東日本大震災後、防災・減災に対してどんな取り組みができるか考える中でまずは安否確認と避難所検索、避難所へのルート案内ができる防災アプリの企画を進めましたが、全国の避難所情報を統一的に収集したデータベースが存在しないことに気づきました。避難所という特性上、自治体主導で進められてきた避難所情報には網羅性・更新性・正確性という面で全国統一的なデータベースが存在しなかったのです。そこで、民間企業として初めて全国避難所データベースの生成・運用を行うというプロジェクトに取り組みました。企画や仕様の策定にあたっては電通と連携して、避難所情報の調査にあたっては危機管理発信サービスでの実績がある株式会社レスキューナウと連携して、正確な場所を把握するためゼンリンの保有する住宅地図の位置情報を活用しながら整備を進めました。そして2014年12月に「全国避難所データベース」をリリースいたしました。今では、ハザードマップなどの防災ポータルサイトやナビゲーションサービス、災害シミュレーションの学術研究など幅広い分野でご利用いただいております。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

震災から暫くの間は組織内にも防災の意識が高まり、BCPの見直しなど活発に議論が行われますが、暫くすると全くと言っていいほど話題に上らなくなります。「天災は忘れた頃に来る」はあまりにも有名な警句ですが、組織内での災害に対しての意識を継続することが必要だと感じております。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

全国避難所データベース事業の立ち上げ・推進に際しましては、株式会社電通、株式会社レスキューナウ、株式会社ユニスティ、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)、ソフトバンク株式会社をはじめ、数多くの皆さまに多大なご尽力を賜りました。現在では防災に限らず、幅広い領域にてご一緒させていただく機会も多く大変感謝いたしております。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

災害時には必ず想定外のことが起きるものです。そんなときに人と人との”つながり”こそが、力を発揮するものだと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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