まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

金田真須美(かねだ・ますみ)

金田真須美(かねだ・ますみ)

一般社団法人 日本避難所支援機構 事務局長

生年月日:1959年4月13日
出身地:神戸市
最近の防災・減災活動:災害支援団体「チーム神戸」代表として神戸新聞の取材に回答
2019年の台風15号以降の千葉県房総半島支援

防災を取り組み始めたきっかけは?

1995年1月17日の阪神・淡路大震災で被災したことがきっかけです。偶然に助かった私が多くの死と向き合い、必然的に助けるべきだと強く考えるようになりました。焼け野原と化した街をさまようかのように暮らしましたが、だれもが傷付きながらも優しかった。
人間の強さやもろさと優しさと、それぞれの部分をどう引き出していけるか、そんな思いがいつもよぎります。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

2000年7月7日、復興住宅で死後1週間経過の変わり果てた姿の利用者を発見した時。
住宅局へ相談したが単なる留守かもしれず、身寄りのない方なので第三者からの申し出ではカギを壊しての入室が叶わなかった。日頃から地域活動で知っていた交番の若いおまわりさんに相談し、警察官立ち合いならと住宅局の許可を得て鍵を取り壊してもらった。警察・市住宅局・見守るボランティア、それらが難しい書類上の局面を突破しようと知恵絞りあい協力しました。結果は非常に残念でしたが、支援者が躊躇してはいけない事をいつまでも忘れないように、深く記憶に刻んでいます。
また光栄にもダライ・ラマ師とお会いする機会やフランス首相の事務所訪問など、各国の要人と接する機会を得たのも、この活動を通じてならではと考えています。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

当たり前のようにあいさつを交わす地域の付き合いがあってこその旧式と、校区父兄のLINEグループなどの新式が、もっと色んな形で交われば面白いのにと感じています。
とはいえ昨今の社会背景では外出控え距離を保つ必要もあり、難しさの極致ですね。
自分のこととしては、高齢で病弱な母への見守りを、ご近所の方々から手厚くして頂けているので本当に感謝しています。数年前震度3や4の地震があった際に、私は事務所から駆け付けるのに30分かかったのですが、その間にご近所の方4人が、大丈夫かと立ち寄って下さっていました。なので私も同様に、よそのお年寄りにも関わっていければよいなと感じています。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

これまで小学校から大学まで、たくさんの学校と繋がってきましたが、世代交代も早いので、もっともっと小中高生のみなさんと繋がって行きたいと思っています。
またコーディネートは頑張って汗を流しますので、より多くの企業が防災への取り組みに着手して欲しいと願っています。例えば四季折々に応じての防災訓練や避難所運営訓練などを、地域の方々と体験して欲しい。場合によっては社屋内避難などのシュミレーションも主宰してもらえると、とてもありがたいですね。
西日本豪雨(平成30年7月豪雨)では、地元神戸でも土砂災害による被災地域がありました。その際にボランティアにお越し下さった方の中に、神戸に本社を置く企業(ネスレJapan)のCSR担当者がいました。その後、岡山支援に携わりたいとお申し出下さったので、兵庫県の外郭団体経由で活動をご紹介させて頂きました。地元の企業からのお申し出が、とても頼もしく共感できましたのでご紹介できればと思います。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

避難所開設に伴うシュミレーションや訓練は数多く知る機会があるのですが、その実情や検証には、とても残念ながらなかなか行きつきません。
被災者にとって避難所は1丁目1番地ですので、こちらのサイトでももっと各所の避難所に付いて知る機会を得れればと期待いたします。過去の記録も参考にしたいですし、新たな取り組みも学んでいきたいと欲張っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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