まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

高以良仁(たかいら・ひとし)

高以良仁(たかいら・ひとし)

独立行政法人国立病院機構災害医療センター 診療看護師

生年月日:1977年2月3日
出身地:福岡県
最近の防災・減災活動:市民公開講座(東京医療保健大学と立川市共催)「知っていますか?災害時のこと」東京医療保健大学と災害医療センターの協働について
モザンビークサイクロン支援
東京医療保健大学 災害看護学 非常勤講師
呉医療センター附属看護学校 モザンビーク医療派遣活動講演などを通して次世代の災害に対応できる看護師の育成を行う。

防災を取り組み始めたきっかけは?

阪神淡路大震災から災害医療に興味を持ち、東京都立川市にある災害医療センターへ入職しました。その後、院内の災害係から始まり、病棟の防災、看護師教育、研修を企画、実施するようになりました。
その後は、日本DMAT、東京DMAT隊員、DMATインストラクターを取得し、新潟中越地震、東日本大震災、熊本地震と災害対応に関わらせて頂きました。対応として同じものは一つもなく、課題の連続でした。これまでの経験を活かし、看護師の現任教育及び大学の基礎看護教育についても携わるようになりました。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

隣接する東京領保健大学では、災害看護学、災害看護学実習のカリキュラムを組み込み、災害訓練時に模擬患者や役割体験を行って頂いています。興味のある学生からは、災害時同様に大きな負荷をかけた訓練設定の中で、真剣に訓練する医療スタッフの役割や行動を見て、災害時に自分ができることを学んでもらっています。学んだ学生の中には、立川市の帰宅困難者の訓練や立川市の消防団員に入団するなどの活動へとつながっています。
次世代の災害医療を担う看護師育成としても心強く思う限りです。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

首都直下型地震などでも、災害時に自分の病院だけではどうにかなる問題ではありません。災害拠点病院で重傷者を受け入れる体制を整備すること、維持することの困難さを日々実感しています。
そのためには、地域の病院連携、病院以外の企業、組織団体の協力、個人の意識を災害時へ向けること、は欠かせません。
自分だけではなく、様々な協力者とつながりが大事だと思います。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

隣接する東京医療保健大学の先生、学生たちは協力的で災害時にも大きな協力者となってくれると思います。
また、市民公開講座に来て頂いた方々も非常に意識を高く持たれていました。現在は地域災害医療コーディネーターの元で、多摩地区周辺の医療機関とのさらなる連携を図っています。昨年度は国分寺市医師会との合同訓練を実施させて頂きました。
さらに、関係性を深め地域で患者を救い協力し合える関係にありたいです。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

様々な専門の方々の活動を見ることで、多くを学ばせていただきました。本当に素晴らしい活動だと思います。若手の育成は次世代の日本を支えていく上でとても重要な役割です。
「TEAM防災ジャパン」を通じて意欲ある若者の声も皆に届けて欲しいと思います。

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