運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

プログラムの見どころをご紹介

[W4-21]災害用トイレ「マイレット」

主催団体:まいにち株式会社

1.貴団体の防災に係る活動への取組のきっかけ、現在までの取組状況は?

当社は、「人間、空腹は我慢できても排泄は我慢できない」をテーマに1995年の阪神・淡路大震災以後、緊急災害時のトイレ開発・販売をしている会社です。断水・停電などで被災地の現場は水が出ない!電気がつかない!トイレが使えない!状態です。仮設トイレの整備にも数日を要し、家庭の水洗トイレはすぐ排泄物で山盛り状態。この厳しい状況の中で、被災地の避難所生活者は排泄を恐れて食事を控えるという心理と精神的ストレスが日増しに深刻な問題となります。当社の水がなくても、すぐ使えるマイレットは、便器は使えるが水が出ない場合、便器も水もない場合、人数、用途、予算に応じて選べる自主防災備蓄用簡易トイレです。食べ物は一日我慢できてもトイレは我慢できません。

2.貴団体の取組における「強み」はなんでしょうか。また、強みをいかして、今後どのように防災活動を展開したいとお考えでしょうか?

弊社の販売チャンネルは、自治体、マンション、病院、介護施設、法人関係があり、各分野に精通した営業マンがいます。また、開発にあたって様々な分野のエキスパートを揃えています。今まで培ってきたノウハウをいかして、自主防災備蓄用トイレ処理セットのメーカーとしての製品開発。新しい分野の挑戦などを考えています。この商品はまだまだ一般の方に認識していただいておりません。なので、メディア、展示会、雑誌等様々な媒体を通して防災の啓発、また足で稼ぐ営業を行っていきます。

3.ぼうさいこくたい2019での出展内容やPRポイントを教えてください。伝えたいこと、知ってもらいたいことは何でしょうか?

ぼうさいこくたい2019では、災害備蓄用トイレ処理セットを中心に、それに付随した、レスキューテント、簡易便器等の展示を行います。特に近年の異常気象による、台風、梅雨の大雨、ゲリラ豪雨、爆弾低気圧は半端な水量ではありません。せっかく備蓄したのに冠水で使い物にならなくなる。そんなことにならないよう水に強い超耐水仕様備蓄トイレWR-100、長尺トイレットペーパー、マイロール255をご覧になってください。 食べること、飲むことは、半日、一日我慢できても、トイレは三時間我慢できません。それを我慢すると、脱水症からエコノミークラス症候群になり、最悪、脳梗塞、心筋梗塞で命までとられかねません。災害時、弊社のトイレ処理セットで安全に清潔に排泄処理をして下さい。

4.ぼうさいこくたい2019に期待することや、こくたいを通じてつながりたい方々へのメッセージをお願いします!

ぼうさいこくたい2019に期待することは、災害時のトイレ事情をアピールして頂きたい。災害時の備蓄品として、食料、水は当たり前ですが、トイレに関してはみなさん後回しになっています。それは水が流れなくてもトイレがあるからなんです。ただし、その状態で排泄をすると、その後に入った方が本当に嫌な思いをします。我々は一人一日5回トイレに行くという設定で商品づくりをしています。家族4人で、一人一日5回トイレに行けば合計20回分の排泄物が便器に溜まると山盛り状態になり、感染症や食中毒の原因になります。自治体、マンション自治会、病院、介護施設、法人の方々にこれを機会に是非災害時のトイレ処理セットの備蓄をお考えいただきたい。