運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

プログラムの見どころをご紹介

[CR-05]災害関連死を減らすためにできること

主催団体:株式会社PKウェーブ

1.貴団体の防災に係る活動への取組のきっかけ、現在までの取組状況は?

株式会社PKウェーブでは、自衛隊向けに止血帯など救急医療用品や装備品を販売しております。
ミリタリー向けの戦傷用品が、災害などの緊急時に大変有効であることが分かりました。
東日本大震災により、近年国内での防災意識や危機管理が高まる中、止血帯講習、災害対応講習やファーストエイド教育を行いながら、災害対応としての資機材を提供しています。

2.貴団体の取組における「強み」はなんでしょうか。また、強みをいかして、今後どのように防災活動を展開したいとお考えでしょうか?

人的災害に強い組織「自衛隊」向けの製品を多く扱っており、災害対応の自衛隊の強みやミリタリーの知識がシビリアン向けの防災に活かせます。
資機材の使用法やファーストエイドのトレーニングを実施し、自助・共助の被災時のファーストエイド、避難時の衛生管理に貢献し、少しでも災害関連死を減らしたいと考えております。

3.ぼうさいこくたい2019での出展内容やPRポイントを教えてください。伝えたいこと、知ってもらいたいことは何でしょうか?

PKウェーブでは、これまで「軍用装備品」などを長年販売してまいりました。
その中でも、止血帯や救急包帯などの戦傷救急用品や装備品が、自然災害や人為災害などの緊急時に大変有効であることが認識されはじめています。
発災から72時間の超急性期が生死を分けるといわれています。生存するためには、正しい知識、適切な装備と技術の有無が重要な要素となります。
この超急性期の災害への対応に関して、民間企業および個人ではあまり訓練がなされていないのが現状で、多くの方は消防や自衛隊といった公助に依存しています。自助・共助として、緊急用品、ファーストエイドなどの資機材の必要性をお伝えします。

4.ぼうさいこくたい2019に期待することや、こくたいを通じてつながりたい方々へのメッセージをお願いします!

災害で生き抜くためには、直接的な被害を防ぐだけでなく、避難時の運用が重要となります。
真夏の発災を大変危惧しております。真夏に停電、エアコンがない生活を1週間過ごすことを想像してください。シャワーも浴びることができません。相当なストレスを感じると思います。年配の方、お子様は大丈夫でしょうか。
避難時の衛生管理、熱中症、感染症対策も必要です。
まずは、発災から72 時間後までの超急性期を、自助の力で生き延びるエッセンスを共有しましょう。
また、自然災害だけでなく、犯罪等人的災害への対策も重要となっていきます。
ぼうさいこくたい2019が危機意識向上のきっかけになれば幸いです。