運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

プログラムの見どころをご紹介

[W3-22]―「チーム四日市」~学生消防団員の活躍―

主催団体:四日市市

1.貴団体の防災に係る活動への取組のきっかけ、現在までの取組状況は?

すべては、東日本大震災直後から始まっていた。4月には具体的な災害ボランティア派遣の計画づくりを始め、四日市大学の学生と教職員での派遣の手配を始めた。その後、「チーム四日市」という被災地支援団体の連携を目的に立ち上げられた会議に参加しつつ、東北への継続的な支援をし、熊本地震や西日本豪雨など、他の災害での活動もしてきた。2019年5月末までに、67回、延べ2,227人が活動をしてきた。その被災地支援の中で蓄積された知見や思いは、地域防災への貢献という形になっていった。現在では、学生による災害に機能を限定した消防団を四日市市消防と連携して立ち上げ、防災啓発をしている。なお、大規模災害が発生した場合には、避難所運営とボランティアの受け入れをする仕組みになっている。

2.貴団体の取組における「強み」はなんでしょうか。また、強みをいかして、今後どのように防災活動を展開したいとお考えでしょうか?

四日市市消防団の学生機能別団員は、全員が防災士の資格を取得し、被災地支援の経験が多くある。また、機能別団員になったあとすぐ、救命講習指導員の資格を取得し、救命講習の指導もできるようにしている。そのため、地域や学校での防災訓練などで、講話や指導を行うことができている。大学生の組織であるため、子供たちの訓練においては、年齢の近いお兄さんお姉さんという親近感をもって楽しく取り組むことができている。また大人に対しては、学生が頑張っている姿を示すことができ、自分たちも自立して頑張ろうと言う意欲を醸成している。

3.ぼうさいこくたい2019での出展内容やPRポイントを教えてください。伝えたいこと、知ってもらいたいことは何でしょうか?

今回は、大規模災害でライフラインがとまった自宅で、いかに快適で豊かな栄養豊富な食生活を送るか、という観点から、洗い物が出ず、備蓄物資だけで生きのびる「ポリ袋調理」の方法をワークショップ形式で提案するものになっている。ライフラインがとまると、家そのものが無事であっても、避難所での生活を余儀なくされることが予想される。できるだけ自宅で生活をすることで、避難所に負担をかけず、自分の生活も守れる。今回つくってもらうのは、「ハンバーグ・カレーライス」、ハンバーグもカレーも、もしかすると普通の作り方よりも美味しくできるかも。
もう一点は、上記活動を行う学生機能別消防団員の母体となった団体が参加していた「チーム四日市」という被災地支援団体情報連絡会について、連携の重要性などをパネルにより紹介したい。

4.ぼうさいこくたい2019に期待することや、こくたいを通じてつながりたい方々へのメッセージをお願いします!

全国の大学生たちに私たちの活動を知ってもらい、ぼうさいこくたい2019を通して、同様の仕組みが全国に広がることを願っている。大学は、公共交通機関の不通により数週間の休校を余儀なくされる。したがって、大学生は災害後の数週間は災害支援の活動が可能になる。普段より多くの若者が防災について深く学び、資格取得や被災地支援を行う中で技術を磨き、災害関連死の抑制、早期の復旧・復興に貢献できる大学生を増やしていきたい。
また、災害時の官民の連携により、組織的継続的な活動が可能となり、被災地支援の幅も広がり深みも出るということ。