プログラムの見どころをご紹介
[OS-10]災害対策車両「照明車」の展示
主催団体: | 国土交通省 中部地方整備局 |
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1.貴団体の防災に係る活動への取組のきっかけ、現在までの取組状況は?
中部地方整備局では、東日本大震災やこれまでの災害の教訓を踏まえつつ、迅速かつ適切な対応を行うことができる防災体制づくりを進めています。また、南海トラフ地震の被害や経済への影響を最小にするため、中部圏の国、地方公共団体、学識者、地元経済界等が、総合的かつ広域的視点から一体となって重点的・戦略的に取り組むべき事項を議論する「南海トラフ地震対策中部圏戦略会議」を開催する他、これら関係機関が連携した防災訓練を随時実施しております。
大規模災害発生時には、緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)や災害対策用車両を被災地方公共団体等に派遣して災害対応を支援しております。
2.貴団体の取組における「強み」はなんでしょうか。また、強みをいかして、今後どのように防災活動を展開したいとお考えでしょうか?
大規模自然災害が発生又は発生するおそれのある場合に緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)を派遣し、被災地方公共団体等が行う災害応急対策に対する技術的支援を行います。
また、ヘリコプターによる上空からの災害現場の映像を衛星回線を用いてリアルタイムに収集するほか、現地での支援活動や応急復旧作業に活躍する各種災害対策用機械を配備しています。
これらにより、被害状況を迅速に把握し、被災地方公共団体等の早期復旧に向け、全力を挙げて支援します。
3.ぼうさいこくたい2019での出展内容やPRポイントを教えてください。伝えたいこと、知ってもらいたいことは何でしょうか?
中部地方整備局では内閣府と共催でハイレベルセッション「南海トラフ巨大地震へのソナエ」を開催します。本セッションは、産学官民の連携により、南海トラフ地震から日本の経済と産業、地域と住民を守ることを目指して開催します。
この他、防災カードゲーム体験や防災関係動画上映などを通じて、小学生のお子様及び保護者様を対象に気軽に防災を学べるワークショップ「遊んで楽しく防災について学ぼう!」や災害時に夜間作業が必要となった時に活躍する照明車の屋外展示を行います。
4.ぼうさいこくたい2019に期待することや、こくたいを通じてつながりたい方々へのメッセージをお願いします!
中部地方では近い将来、南海トラフ巨大地震の発生に伴う甚大な被害が懸念されており、防災・減災への取り組み推進が喫緊の課題となっております。また、地震のみならず風水害についても、近年は全国各地で頻発・激甚化しており、特に今年は伊勢湾台風から60年ということもあり、過去の災害から得られた教訓を今後の備えに活かしていくことが重要になります。
ぼうさいこくたいは、ご家族連れから専門家まで幅広い方が、セッション・ワークショップ・屋外展示など様々な防災・減災の取り組みを一度に学ぶことが出来る貴重な機会ですので、是非多くの方々にご来場頂き、今回のテーマ「防災を、もっと日常に」を実践して頂ければ幸いです。