運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2008年度 藤枝市立藤枝中央小学校

プラン名 ひとりひとり の 大事な命を 守るために親子で学ぼう 「PTC活動~3つの体験活動」
プランの対象 小学校低学年の部、小学校高学年の部
目的

地域の防災環境を知り、参加型、体験的な防災教育にPTAが主体となって取り組んでいる。昨年は、防災や医療の専門家を招いての実践であったが、今年は、保護者、地域住民、児童も講師役を担当し、「自らの手で地域を守ろう」という本来のねらいがより強く打ち出された。内容の奥深さと共に取り組む楽しさを体験できた実践になった。
【プ

内容

同じ地域に生活する登校班を単位に全校児童を21グループに分け、DIG、医療、知恵の3つのコーナーから1つずつ体験、学習する。
講師役を保護者や児童から募ることから本格的な取り組みが始まった。最初は自信のなかった応募者も、練習や打合せを重ねるごとに意欲を高めていった。PTC大会当日は、初めて出会う参加者を前に落ち着いた態度で説明することができた。
現在、来年度の実践に向け、子ども達がクロスロードの問題つくりに取り組んでいる。

成果

PTAが主体となって取り組んでいる意義は大きい。学校が中心であれば総合的な学習の時間の有効活用、講師の依頼等、時間をかけて計画的に取り組むことができる。PTAが主体であるため、大会は1日に集約される。しかし、取り組みの段階で多くの方が関わり、自主的な表れがたくさん見られた。保護者や児童だけでなく、医療のボランティア方からも、地域ぐるみでの先進的な取り組みとして、大きな期待を寄せられている。

【製作物】
PTC大会.pdf

報告資料 報告書
団体紹介

東海地震が心配されている地域にある小学校です。校訓「たくましくなかよく」のもと子どもたちの笑顔・活気いっぱい、花いっぱいの学校です。平成18年度より、年に1回、PTAによる「PTC活動~防災~」が企画・運営されています。平成20年度は「通学路DIG・医療・防災の知恵」について親子参加型訓練を行い「当事者意識を高める・地域に広げる」ことをめざしています。

連絡先 054-641-0401