運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2009年度 和歌山県立新翔高等学校 防災デザイン選択生

プラン名 「防災紙芝居」の制作と古文書による過去の地震の調査
プランの対象 高等学校の部
目的

「防災紙芝居」を昭和の東南海・南海地震の体験談や過去の資料をもとに高校生が自分たちで制作する。
近隣の保育園で防災紙芝居を上演したり、その内容に関するクイズを実施したりすることで、楽しみながら防災学習を実施することができる。

内容

・昭和の東南海・南海地震の体験談を聞く。
・過去の資料を地元の図書館や書籍により調査する。
・高校生が「防災デザイン」の授業を利用して、防災紙芝居を制作する。
・保育園で防災紙芝居の上演とクイズを実施する。

成果

紙芝居の上演についての留意事項を保育士の方からアドバイスをいただき、 今後の上演に際し、たいへん参考になった。また、クイズの実施についても同様で、今後設問の改善を図り、実施していきたい。
紙芝居を高校生自らが制作することで、防災に関する知識や意識が高まるとともに、高校生と保育園児との交流を図ることができた。
本校では図書館が中心となって取り組んでいる「読み語りボランティア」の 生徒が選択生の中におり、新たな活動の場を設けることができた。

【製作物】
紙芝居.pdf

報告資料 報告書
団体紹介

本校は、大正6年に新宮町立実業学校として開校し、大正15年和歌山県立新宮商業学校と改称、昭和38年新宮商業高等学校になりました。平成19年和歌山県立新翔高等学校に校名を変更するとともに総合学科に学科改編しました。特色の一つとして「防災」に関する科目を設け、2年次「熊野と防災」、3年次「防災デザイン」の選択科目を設定し、防災教育に取り組んでいます。

連絡先 0735-31-7087