運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2011年度 愛知県立半田商業高等学校

プラン名 レスキューハイスクール。育み隊!
プランの対象 高等学校の部
目的

1 防災教育を通じて、本校生徒の人間的成長を図る。
2 市内の小中学校で「出前授業」を実践し、小中学性の防災意識を啓発し、地域貢献を果たす。
3 「防災商品」の企画・製作により、商業高校の視点から防災教育を普及・発展させる。
4 地域住民・行政・企業と協力し、復興支援活動を行う。
5 マスコミを媒体として、全国の小中高校生の防災意識を啓発する。

内容

防災教育活動として、本校は大きく3つの活動を行った。
・防災商品開発・・・地元企業協力のもと、防災グッズとして本校オリジナル商品「ごんぱんだ(仮)」の企画・製作を行う。今年度中の商品化を目指す。
・出前授業・・・“デジタル防災紙芝居”を用い、近隣の小中学校を訪問し、本校生徒が授業を行う。今年度の改良点として、「防災こどもノート」や被災地からの転校生の“生の声”も授業に取り入れる。
・復興支援活動・・・“ハートツリー”の売上金を全額被災地に送る“半商ハートツリー・プロジェクト”。ハートツリーは地元企業・澤田農園のオリジナル商品で、本校へ無料提供された。

成果

「商業」と「防災」を掛け合わせることで防災教育の可能性を拡げた。
地元住民・企業・小中学校に向けて情報を発信し、協力して活動を行うことで防災意識の啓発、地域の活性化につながった。

【製作物】
オリジナル防災商品第1弾「ごんぱんだ」.pdf

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

本校は平成16年度より「専門高校等による日本版デュアルシステムの推進校」として文部科学省より委嘱を受け、全国の高校に先駆けて、若年者のための新しい職業訓練制度である「半田版デュアルシステム」を開発した。その活動内容は、独創的な人材育成プログラムだけにとどまらず地元観光資源のPR活動にも及ぶ。その功績が認められ、半田市観光協会からは「半田観光大使」に任命されている。
 昨年度、新たに防災教材の製作に着手し、本年度は「出前授業」を市内の小中学校7校で実施した。来年度は市内の専門高校と連携を図り、多彩な地域貢献活動を実践していく。

連絡先 0569-21-0251