運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2011年度 糸魚川市立根知小学校

プラン名 根知小発!ジオパークの大自然と向き合う地域防災教育
プランの対象 小学校の部
目的

①従来のジオパーク学習と地域(住民)にかかわる教育活動に防災教育の視点を加え、教育活動を整理・体系化し、市内の学校へモデルプランを提案する。
②防災についての研修を地域に働き掛けながら進め、地域防災の連携及び体制強化を図る。

内容

①糸魚川市が世界に誇る自然環境(ジオパーク)は、地域の歴史であり、宝であり、生活環境そのものである。ジオパークとしての根知地区の抱える自然災害の現状とその対策の方法を理解し、そこで営まれる主要産業である農業、また大事に継承されてきた伝統文化について知り、これからのあり方や自分の生き方などを考える。
②ジオパークに位置する地域特有の土石流や地滑り災害、活断層上に位置する土地ならではの危険性を地域住民とともに再認識し、学校・地域防災の在り方を考える。
③これまでの学校教育活動を防災教育の視点から再構成し、これまで以上に児童が「自分の命は自分で守る」という意識を高める。

成果

①地域と学校が、防災教育を共通話題とすることで、地域と学校の連携が深まる。
②学校が防災教育にチャレンジすることで、地域の自主防災組織の立ち上げの起爆剤となる。

【製作物】
最終報告会資料.pdf

報告資料 報告書
団体紹介

根知小学校は、根知谷(谷間の地)の中央付近に位置し、全校生徒35名のへき地・複式学校です。学区には、日本百名山の一つである雨飾山や糸魚川 静岡構造線が露呈するフォッサマグナパークなどのジオサイトがあり、風光明媚で自然豊かな地域です。また、国指定の重要文化財である山寺の延年(おててこ舞)や十二社祭礼相撲など、伝統的な文化が多く残る地域でもあります。しかし、谷間の地という特性から、昔から地滑りや土砂災害、熊の目撃情報が多く、生活をしていく上で地域防災が重要となる地域です。

連絡先 025 558 2100