運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2011年度 北海道滝川高等学校

プラン名 豪雪地帯の危険回避に向けたGISの活用
プランの対象 高等学校の部
大学・一般の部
目的

・ 生徒自身が生活者の視点で地域を見ることができるようになる
・ 行政とコラボレートし、協働でまちづくりを考える
・ 携帯電話とGISを使ったシステムを構築する

内容

①滝川市土木課が、行政機関として必要な除排雪の悪い地域を、生徒が調査員となりチェックする。
②生徒は自分自身の携帯電話を使い、滝川市の除排雪の状況が悪い地点の写真を撮影し、その位置情報を含め学校に報告する。
③その情報を集積し市役所にメール送信する。市役所は状況を確認し、その後適切な措置を行う。

成果

・ 小学生やお年寄りに対して、より安全な道(歩道)の情報を提供することで、防犯や交通事故防止につなげることができる。
・ 冬期間の緊急車両の通行がスムーズに行われる町づくりを考えさせることができる。

【製作物】
生徒が報告をしてきた除雪状況.pdf

報告資料 報告書
団体紹介

本校は北海道空知支庁管内の進学校である。地理においては、GISの活用を通して多面的な地理の授業を展開している。2年生後期では「冬の通学路状況調査」をテーマに豪雪地帯である滝川市の除排雪状況を調査し、その解決方法を考えている。GISを積極的に活用するためコンピュータ同好会を立ち上げ、調査して集めた情報から地図を製作している。展示会やフォーラムを開催したり、主題図をもとにポスター制作に挑戦し米国で開催されたESRIユーザ会のマップギャラリーにも参加している。

連絡先 土田 啓史・志田 淳哉・高橋 一男