運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2012年度 くにたち地域外国人のための防災連絡会(KUNIBO)

プラン名 くにたち地域外国人のための防災対策
プランの対象 在住外国人
目的

公民館が外国人のための防災の情報の拠点と位置づけられたことから、この地域で学ぶ外国にルーツを持つ人々が防災の意識を高め、助けられる側から助ける存在に成長して行き、自然に地域にとけ込み、共生を自然体で進めて行くこと。大学町という特性を生かし、一時滞在者であっても留学生を協力者として育成し、日本の現状を知らしめ、あるいは、これを彼たちの国において活用のヒントに繋がることを視野に入れた研修、実践を立案し、地域住民、大学、行政が一体となって防災、外国人との共生につなげていくことを目的とする。

内容

様々な角度から人々の結びつきを作る企画、実施
1.生活防災マップの作成
2.2ヶ月に一度の防災関係、および外国人の生活に関連する講演、および実践研修

成果

1.くにたち防災マップを制作(在住外国人の視点から制作 日本語、中国語、韓国語、英語)
2.ボランテア、外国人を対象に隔月防災意識向上と日常の生活上の改善につながる講座を開催
3.昨年度作成した防災メモを配布、外国人、ボランテアを対象に教育、訓練の実施
4.地元大学留学生、在住外国人、ボランテアの方々から災害時通訳ボランテアを募った。
5.この活動継続には外国人の積極な参加が必要である。そのためキーマンの選定を行なった。

【製作物】
くにたち生活防災マップ.pdf

報告資料 報告書
団体紹介

本国立市は約1400名強の外国人の方が長期、短期あわせて在住している。
 本連絡会は国立国際交流グループ、公民館、有志の外国人によって構成し、公民館を平常時のみならず、災害時にも外国人の情報収集の拠点と位置づけ、災害時に備えて外国人、国際交流グループ、公民館の共同参画で防災訓練、防災講座等防災に関する取り組みを2009年12月より行なっている。これらの活動を通じて、地域で孤立しがちな外国人を少なくするため、平常時から日本住民と外国人住民の交流を促進し、外国人がより安心、安全に過ごすことができる支援体制を構築する。

連絡先 連絡係:山崎由紀子 Tel/Fax:042-574-4052