運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

2014年度 能代市消防団防災教育講座

プラン名 能代市消防団防災教育講座
プランの対象 小学生・設計事務所・ハウスメーカー
目的

県内では子供たちの8割程度が自宅の2階を寝室にしているため、いざという時の避難方法を家族で話し合い、2階からの避難手段を確保する必要がある。小中高生を抱える家庭や地域防災の要である消防団員はもちろん、設計会社やハウスメーカーにも早期避難に不可欠な連動型火災警報器設置や避難経路を考えたプランニングの検討をしてもらうため、家屋火災に備えるポスターの作成ならびに防災講座を実施し啓発を行う。

内容

・家屋火災に備える啓発ポスターの作成
・小学校での防災教育講座の実施
・消防学校での女性消防団員への講義実施
・研修会での消防団員への講義実施
・建築士会の会合でのポスター配布
・設計事務所やハウスメーカーを訪問しての啓発活動

成果

子供たちだけでなく、子供たちの命を守る大人(設計事務所、ハウスメーカー、消防団)への防災教育を行うことが出来た。
能代市内の学校や企業、公共施設など至る所にポスターを掲示し、家庭や職場での家屋火災についての議論のきっかけを作ることができた。
消防団員への講義実施により、地域で子供を守る仕組みをつくる道筋をつけられた。

報告資料 報告書
団体紹介

能代市消防団は、旧能代市と旧二ツ井町の市町村合併に伴い、平成21年4月1日に旧市・旧町の消防団が合併し誕生しました。24分団739名で構成され、地域に根差した防火・防災活動をしています。秋田県内初となる少年消防団を平成22年8月に結成し、児童・生徒の防災意識向上に取り組んでいます。能代市は過去には2度の大火や、米代川の大洪水に見舞われるなど災害の多い地域であり、近年も大雨による水害に見舞われておりますが、消防団は市民の安心・安全のため日々訓練に励んでいます。

連絡先 0185-54-4047