運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2017年度 崇城大学SCB放送局

プラン名 SCB放送局防災ラジオドラマワークショップ
プランの対象 大学・一般
目的

熊本地震でおきたことを題材にしたラジオドラマを制作する。

内容

当初は、震災直後の様々な支援活動を題材にし、関係者へのインタビューを通して、初期段階の支援活動における課題や解決策を見いだすことを目指していた。しかし、実際に支援活動を行った方や防災教育に関わる方へのインタビューを行った結果、防災に関する活動や取組みをどう広げるか?共有するか?に課題意識があることがわかった。共有のためのキーワードを「共感」とし、ラジオドラマを通して起こした共感が、防災意識等へ働きかけると考えた。
 また、2017年11月に開催された電子情報通信学会100周年記念イベントにて中間発表として、ラジオドラマの導入部分にあたる「阿蘇の鯰伝説」を会場で紹介した。

成果

・本事業の一部を大学生と共に行ったことにより、若い世代の意見を取り入れることができた。
・震災を経験した人、経験したが他県や他地域へ避難出来た人、熊本では経験しなかった人と3種類の人々の意見を聞くことで、そこに芽生えた意識の違いを把握できた。

【製作物】
09_崇城大学SCB放送局_レポート.pdf

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

SCB放送局は、地域、行政、企業、大学など、様々な方々が参加する市民活動のプラットフォームです。参加年代も10代~60代と様々で、地域の課題解決や魅力向上を目的とした様々な活動が、展開されています。
 熊本地震を経験した私たちの中には、震災直後から、今もなお、支援活動を続けている方がいます。そこで様々な経験をすることとなりました。本取組では、それらの体験をラジオドラマという形で発信することで、自らが振り返って経験を教訓に変えること、それを広く発信して地域内で共有することを目指しています。

連絡先 096-326-3111