運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2019年度 NPO法人小網代野外活動調整会議

プラン名 小網代の森で「流域思考」による温暖化豪雨時代の防災を考える
プランの対象 全年齢
目的

「流域思考」で防災を考える
温暖化豪雨による災害が増えている今こそ、自分の暮らす場所がどの川の流域で、自分の家の周り はどんな地形なのかを理解し、大雨の時自分の家の周りではどのように水が流れるのかを理解しておくことが大切であることを、小網代の森やインフォメーションスペースを利用したワークショップ・ウォーキング・講演会を通して地域の方に理解していただく。

内容

「防災ポーチを作ろう」のワークショップ実施
「防災ポーチを作ろう」2日間のイベント実施
「三浦市における水土砂災害を流域で考える」実施
「小網代の森」防災ウォーキング(台風被害のため中止)

成果

毎年のように起こる大雨による被害、特に今年度三浦市は二度の台風と大雨により、大きな被害を受けたこともあり、ワークショップや講演会に多くの人が関心を持って参加してくれた。子どもたちもワークショップで作った防災ポーチを家でいくつも作り、おじいちゃんおばあちゃんに送ったり、学校で先生に伝えたりという報告があった。また、地元町内会の会長さんから、町内会のイベントとして防災ウォーキングを実施したいとの申し出や、社協との連携で防災ウォークを実施する計画が出来ている。幼稚園や小学校でのワークショップ実施依頼もあり、市民のみなさんの防災意識の向上や、防災についてしっかり学びたいという意欲を感じることが出来た。

報告資料 報告書
団体紹介

当法人は三浦市にある小網代の森で生物多様性保全の管理作業を流域思考で実践しています。小網代の森の地形を活かして、流域思考での環境教育や防災教育も実施しています。今年度からは三浦市社会福祉協議会と連携し、健康や福祉に関わること共に、防災についても地域の方々と一緒に考え学ぶ活動を始めました。「流域」で防災を考えることは、地域の方々にどのように役立つのか、実際にはどのような防災の取り組みができるのかを考えながら活動しています。
環境問題と防災が密接な関係にあることを理解していただけるような防災イベントを実施しています。

連絡先 090-8006-2843