運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

2025年度 白山手取川ジオパーク推進協議会

プラン名 防災教材となる新しい震災アーカイブの開発
プランの対象 (対象者) 全ての人々 / (人数)  サイト閲覧者
実施期間 2025年4月より2026年3月まで
目的
  • 防災意識を高める
  • 防災に関する知識を深める
  • 災害に強い地域をつくる
  • 災害対応能力の育成
  • 防災に役立つ資料・材料づくり
内容

令和6年能登半島地震の経験と教訓をもとに、10年後の地域を担う子どもたちや地域住民が、自ら住む土地の特性を理解し、主体的に備え・行動できる「災害に強い地域社会」をつくることを目的としています。震災の記憶を風化させずに次世代に継承し、全国から広くアクセス可能な情報基盤を構築するため、震源域周辺の5つのジオパークが連携し、教育現場での活用を想定した「防災教材型震災アーカイブ」を共同制作しました。
制作にあたっては、学習指導要領に基づき小学校3年生から中学校1年生の授業での活用を想定し、教員や既存アーカイブ構築関係者へのヒアリングを通じて「簡潔な説明と深掘りできる仕組みの両立」や「学年・教科ごとの活用箇所の明示」といった現場の具体的なニーズを反映させました。また、学術委員による科学的監修や、被災者感情に配慮した独自の写真掲載基準を設けることで、信頼性と倫理性を両立した「既存コンテンツのハブとなる防災教材」を構築しました。
これにより、令和6年能登半島地震の被害状況や教訓を単なるデータベースとしてではなく、防災教材としての利用に適した形式で整理・集約することができ、記憶の継承と未来の被害軽減を両立させる、地域に根ざした新しい情報発信のモデルの1つとなりました。

成果

本プランでのチャレンジは、従来の被災状況を記録するデータベースとしての震災アーカイブの枠組みを超え、教育現場での活用に重点を置いた新しい震災アーカイブを制作することです。単なる被害写真やデータの記録にとどまらず、地震や関連災害のメカニズムと地域特性の解説、令和6年能登半島地震から得られた教訓や災害への備え、災害の要因である自然現象がもたらす恵みの側面などを、教育現場での使い勝手を考慮しながら一体的に解説することが具体的なチャレンジ内容です。
活動の成果として、ジオパークのネットワークを活用し、震源域周辺のジオパークでの共同制作という形で知識・ノウハウを共有しながらアーカイブ内容の検討を行なうことができました。また、教育関係者、学術委員や既存アーカイブ構築関係者にネットワークを活かしヒアリングを行ない、多様な視点からの知見を活かしながら、アーカイブの制作を行ないました。
この1年間の取り組みにより、本アーカイブは、令和6年能登半島地震の記憶を継承するだけでなく、地域住民が災害についての知識を身に着け、住んでいる地域の特性に応じた災害への備えを促す防災教材としての役割も担うものとなりました。

【製作物】
令和6年能登半島地震~震災の記憶と未来への備え~

報告資料 報告書
団体紹介

石川県白山市全域をエリアとする白山手取川ジオパークを運営し、保護保全をはじめ、教育や観光にジオパークを活用した活動をおこなっています。

連絡先 代表者名:会長 田村 敏和 / メールアドレス:geopark(アットマーク)city.hakusan.lg.jp