リレー寄稿
地域防災の担い手をご紹介
寄稿者様への御連絡は、各御所属先へお問い合わせください。
白鳥 孝太(しらとりこうた)
社会福祉法人 鳥取県社会福祉協議会 鳥取県災害福祉支援センター
- 主な活動地域
- 鳥取県 全域
- 最近の防災・減災活動
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2016年10月 鳥取県 全域 鳥取県中部地震「鳥取県中部地震生活復興支援事業」
https://www.pref.tottori.lg.jp/285267.htm
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防災を取り組み始めたきっかけは?
私が学生だった1995年1月、阪神・淡路大震災が発災し、被災地となった神戸市の長田区や兵庫区などで、様々な方の避難生活のお手伝いをしたことがきっかけとなりました。当時は22歳、「東京から飛び込んで来た」地元のことを何も知らない若者。若気の至りも多々ありましたが、そんな私に「はだかの付き合い」をしてくださった地域の方々のおかげで、人の温かさに触れ、人生の難しさを知り、地域の役わりや社会のしくみと、そこにある課題に気づかされました。
ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。
阪神・淡路大震災の当初は、避難所やテント村で「手伝ってぇなぁ」の声かけに只々、体を動かす毎日でした。地域の方々に顔を覚えてもらい、おばあちゃん達には「ボランピアの兄ちゃん!兄ちゃん!」と可愛がって頂きました。「ボランピアって何?団体名?」と不思議に思っていましたが、ある日、避難所で見た新聞の一面に「ボランティア被災地へ」の見出しが。「なるほど、俺らってボランティアだったんだ」と後に合点しました。東日本大震災では、ご家族を亡くされた方々への支援を経験。また、避難所運営に携わる中では、我々「支援者」の存在が作ってしまった「地域内での分断」も経験。人と人が関わることの難しさと大切さを痛感しました。
防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。
防災、減災の活動に限らず、私達の日々のくらしのなかで「つながり方」を探すことや試行錯誤の先にある「つながりの進化」が希望だと感じます。人間がつくる社会には「タテ割り」や格差があり、時に「分断」や「孤立」を生みます。一方「自然」は、豊かな海や恵の大地で私たちを養ってくれて、時には荒ぶるダイナミックで抗い難いもの。その自然のなかで長い年月をかけて、ご先祖たちが協力しあい、恊働し、連携し、試行錯誤しながら生き延びて来たからこそ、今の社会があるように感じます。
課題は多くありますが、普段のくらしの中で取り組まれる様々な活動を諦めずに続けて行くことが、次の世代へ「つなげる」バトンになると思います。
TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。
全国各地で防災、減災の活動に取り組まれている皆さまが、お知恵やご経験を持ち寄り、お互いに知り合うことができる「ひろば」のような場所になっていただければ、ありがたいです。- 関連タグ
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