リレー寄稿
地域防災の担い手をご紹介
サニー カミヤ(さにーかみや)
一般社団法人 日本防災教育訓練センター
- 主な活動地域
- 東京都 全域
- 最近の防災・減災活動
-
https://www.facebook.com/bousai119
https://www.facebook.com/bousaiworkshop/
https://www.facebook.com/pet119/
https://8card.net/p/39577533354
生年月日:1962年
出身地:福岡県福岡市
最近の防災・減災活動:
元福岡市消防局レスキュー隊小隊長。元国際救急援助隊所属。元ニューヨーク州救急隊員。台風下の博多湾で起きた韓国籍貨物船事故で4名を救助し、内閣総理大臣表彰受賞。人命救助者数は1500名を超える。世田谷区防災士会理事。一般社団法人日本防災教育訓練センター代表理事。防災コンサルタント、セミナー、講演会など日本全国で活躍中。
著書:
「みんなで防災アクション(全3巻)」評論社
ペットの救急法~助かる命を助けるために!~ http://petsaver.jp
一般社団法人 日本防災教育訓練センター http://irescue.jp
・防災に踏み込んだ(取り組み始めた)きっかけは?
2013年に22年間住んでいたアメリカから帰国。日本とアメリカでのレスキュー隊と救急隊経験等、約1万件以上の様々な災害現場活動経験を活かし、「実際の災害現場では、頭ではなく心で動くことで、多くの【助かる命を助けることができる】ということをワークショップや実戦訓練等でわかりやすく伝えていきたいと思ったのがきっかけです。・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。
さまざまな企業や市町村職員の防災研修を行ってきてうまくいったと思うことは、 事前に担当者から「本気のスイッチが入る、入り口探し」のためのヒアリングをしっかりと行うことで、明確な問題点を把握。それを改善するためにわかりやすい映像を用いて受講者の心を動かすこと、身近な防災対策への「気づきときっかけ」をどうやって具体的に実現できるか?というところまでを研修に含めることで、不安な気持ちをお土産にしないこと。・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。
「防災」というと自然災害を自動的に連想されてしまうため、「身近な危機管理」をテーマにした、実際の業務に直結する労働災害系ワークショップを企業向けに始めたところ、リスク対策として当然のように取り組んでいる企業と多くつながりだした。 今後は、教育機関とつながって、子供達を対象とした、いじめをなくしたり、お互いに助け合い、守る心を育てながら、自動的に防災や危機管理を考えて行動できる大人を増やしたい。・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。
リスク対策.comさん主催のセミナーと懇親会で約1000名近くの防災・危機管理関係者の方々とつながりました。 http://www.risktaisaku.com レスキュープラスさんは、防災関係事業歴30年、多くの大企業から信頼を得ています。現在、上級災害対策指導官として「命を守るため」のワークショップ等を日本語と英語で行っております。 http://www.rescueplus.jp・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。
防災・危機管理関係者同士の顔の見える関係を作る機会などをさらに増やしていただき、いずれは、防災・危機管理が憲法の国民の4番目の義務となるくらいに子供から大人まで、日本に住む人全体の防災・危機管理モラル向上にこれからもご尽力いただけると幸いです。- 関連タグ
- NPO等ボランティア
- 国際
- 訓練・研修
- 防災教育