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運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

プログラムの見どころをご紹介

[W1-22]川筋の変遷とその痕跡から防災を考えよう

主催団体:愛知・川の会
協力団体:公益社団法人 日本河川協会、愛知県建設局河川課

1.貴団体の防災に係る活動への取組のきっかけ、現在までの取組状況は?

愛知・川の会は、2003年の発足後17年目の活動に入った。河川に関わる活動のネットワーク及びセンター機能を目指しているが、2017年より当会では、歴史も踏まえた河川文化の継承と発信をテーマとして、愛知県が始めたまち歩き事業「ブラアイチ」の協力団体となり、「川筋の変遷とその痕跡」を案内する役割を果たしている。2017年に開催された岡崎市(乙川・久後切れ)を皮切りに、現在まで蟹江町、碧南市、犬山市、豊川市など5回開催した。2019年も岩倉市(五条川)を始めとし実施予定である。

2.貴団体の取組における「強み」はなんでしょうか。また、強みをいかして、今後どのように防災活動を展開したいとお考えでしょうか?

当会の会員は100名を越え、治水、環境、歴史文化を始めとする様々な専門家を有している。セクターとしては、NPO、大学等研究者、OBを含めた国、県等行政関係、コンサルタント技術者など多岐に渡っている。それぞれが有している知識・活動を通じて、行政だけでなく、広く一般市民へも河川の魅力を発信しつつ、同時に自然の持つ怖さ、防災への意識についても広報していきたい。

3.ぼうさいこくたい2019での出展内容やPRポイントを教えてください。伝えたいこと、知ってもらいたいことは何でしょうか?

「川筋の変遷とその痕跡を知る」ことは、単に過去の歴史を知識として学ぶことではない。私たちが現在住んでいる土地、地域がどのような経緯で形成され住むようになったのか、現在の土地の高低差、微地形はどんな意味を持つのか、これらを知ることで、わがまちを愛する心を育むと共に、防災への意識も高まり、さらに未来へのまちづくりに継承されていくことになるはずである。この2年間で各地での具体的な事例を蓄積してきており、これらのパネルを使いながら参加者とのやりとりを通し、防災に関する様々なポイントを共有したい。扇状地の始まりとはどういう場所か、過去に何故この場所で破堤したのか、昔川が流れていた場所はどこだったのかなど。

4.ぼうさいこくたい2019に期待することや、こくたいを通じてつながりたい方々へのメッセージをお願いします!

現在、私たちが住んでいる場所は、たかだか何百年前、あるいはそれ以前には全く違った地形にありました。自然の力により、あるいは舟運や利水など様々な理由により人間によっても改変されてきた歴史があります。これらを踏まえて現在の土地の微地形、高低差などの由来を知り、私たちが抱えている災害リスクや、いざと言うときに何が起こるのかを自分たちで考えていきましょう。そのことがわがまちを愛することに繋がるはずです。
今まで愛知県内の各地域、いろいろな河川の現場で約2,000人ほどの方々にお話をさせていただきましたが、ぼうさいこくたい2019が開催される名古屋駅ささしまという場所も第2回ブラアイチ中川運河編のスタート地点であり、熱田台地や堀川へも想いを馳せられる場所。今までと違った多くの方々と意識が共有できればと期待します。