運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

プログラムの見どころをご紹介

[WS-01]自分でできる!被災家屋の応急処置(屋根のブルーシート張り 他)

主催団体:災害ボランティア 愛・知・人
協力団体:RCベンジャミン・(株)ユタカメイク

1.貴団体の防災に係る活動への取組のきっかけ、現在までの取組状況は?

2011年の東日本大震災をきっかけに災害ボランティア団体を立ち上げ、その後毎年のように起きる災害現場で「他人事にしない」という思いで、炊出し・屋根の補修・床下の泥出だしなどの活動をしてきました。被災者の方から学んだことや活動で得た技術を一人で多くの方に知っていただきたく「伝えよう・広げよう・届けよう」をコンセプトに愛知県内中心に講演会や講習会を開催しています。

2.貴団体の取組における「強み」はなんでしょうか。また、強みをいかして、今後どのように防災活動を展開したいとお考えでしょうか?

8年間被災地で活動してきた私たちは、報道では流れない現地の社協さんの苦悩や、被災者さんの本当の声を「伝える」ことが使命だと考えています。また、毎回メンバーが活動報告を公開することで、ボランティアの心を「広げる」こと、そして支援者の皆さんのあたたかい気持ちを被災地に「届ける」ことを目的としています。今後も「被災地から学ぶ」をテーマに講演会を開催したり、私たちが蓄積してきたノウハウなどを伝える講習会を、自治体や企業研修として取り入れていただくよう努めていきたいと考えています。

3.ぼうさいこくたい2019での出展内容やPRポイントを教えてください。伝えたいこと、知ってもらいたいことは何でしょうか?

メインは「ブルーシート張り」ですが、三者連携を含めた内容にします。岸和田社協さんと連携して活動した内容を動画で紹介。実際の被災地の状況を説明しながらなぜブルーシート張りが必要になるかをお伝えします。次に作業に必要な資機材を紹介し、安全に屋根上に上がる事前の準備説明。屋根上の滞在時間を短縮できるユタカメイクさんと共同開発のシートや瓦を紹介。その後屋根上模型を使用してロープワークを含む講習会になります。最後に災害現場で活躍するドローンの活用法を「RCベンジャミン」さんと愛知人ドローン隊が説明。このWSを通じて、いざという時安全で長持ちするブルーシートの張り方の知識を持っていただき「自分の家は自分で守る」必要性を感じていただきたいと思います。

4.ぼうさいこくたい2019に期待することや、こくたいを通じてつながりたい方々へのメッセージをお願いします!

今回はWSで「ブルーシートの張り方」という1つのテーマになりましたが、災害大国と言われる日本において、1人でも多くの方に「助け合う気持ち」を広めたく、災害ボランティアの活動を見て、知っていただきたいと思います。ここに集まる皆さんは「ぼうさい」に興味を持っている方、災害を他人事とせず、自分事として感じて頂きたいと思います。また、自治体や企業さん向けに「被災者から学ぶ」講演会や「ブルーシート張り」や「床下の泥だし作業」の講習会も請け負っています。今後は災害ボランティアと企業・自治体との連携が重要な課題になってくると思います。ぜひ、愛知人のWSにお越しください。