プログラムの見どころをご紹介
[PO-25]「リアルタイム地震被害推定情報」の実用化
主催団体: | リアルタイム地震・防災情報利用協議会(REIC) |
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1.貴団体の防災に係る活動への取組のきっかけ、現在までの取組状況は?
REICは、文部科学省事業「高度即時的地震情報伝達網実用化プロジェクト」における緊急地震速報の実用化のために設立されました。緊急地震速報の利活用に関する実験・調査を行い、現在は緊急地震速報(予報)の配信を行っています。また、地震以外の自然災害についても、2017年からは、国立研究開発法人防災科学技術研究所の研究成果である「リアルタイム地震被害推定情報」の実用化に向けた実験・検討会を行い、今夏に実運用をスタートしました。
2.貴団体の取組における「強み」はなんでしょうか。また、強みをいかして、今後どのように防災活動を展開したいとお考えでしょうか?
REICは、2003年の設立時より、国立研究開発法人防災科学技術研究所・内閣府・文部科学省・気象庁等の府省庁や、大学・研究機関とともに、一貫して防災情報に関する研究・調査・啓蒙・普及活動を行っています。また、会員企業・団体・大学とも連携し、リアルタイム防災情報を社会で活用すべく支援事業を行っています。今後は、緊急地震速報(予報)の配信のみならず、「リアルタイム地震被害推定情報」を広く社会に運用いただける様に活動を広げていく予定です。
3.ぼうさいこくたい2019での出展内容やPRポイントを教えてください。伝えたいこと、知ってもらいたいことは何でしょうか?
今夏から始まる「リアルタイム地震被害推定情報」の実運用についてご案内します。
これまでは実験に参加していた機関のみが対象でしたが、2019年夏から、広く社会一般に公開されます。
ポスター展示とあわせて、チラシや実運用にむけた手引きをご用意し、利用のための費用や、公開される情報の一覧、実用例などをご紹介します。
国立研究開発法人防災科学技術研究所の研究成果を民間で活用できる機会はほとんど無いことからも、本事業の実運用は画期的な試みとなります。
4.ぼうさいこくたい2019に期待することや、こくたいを通じてつながりたい方々へのメッセージをお願いします!
ぼうさいこくたい2019でご案内する「リアルタイム地震被害推定情報」は、地震発生後10~15分後に、詳細なエリア別(全国250mメッシュ)の震度分布の推定、建物の被害推定、人的被害の推定情報を発信します。この情報により、地震発生時の被害全体をリアルタイムに推定し、状況を把握することで、迅速な初動体制の確立や災害対応が期待されます。企業におけるBCP担当様、自治体の防災担当者様には、是非この情報を活用していただきたいと思います。