運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

プログラムの見どころをご紹介

[PR-45]災害発生時、防災・減災へのICT技術の活用

主催団体:株式会社中電シーティーアイ

1.貴団体の防災に係る活動への取組のきっかけ、現在までの取組状況は?

当社は中部電力グループ唯一のIT企業です。中部電力向けのシステム構築を行うとともに、長年にわたり数値解析(コンピュータ・シミュレーション)を手掛けています。「強さ」を知る構造解析や振動解析、「揺れ」を知る地震応答解析、「流れ」を知る流体解析、「自然」を知る気象解析など、防災にも役立つ幅広い分野の解析ソリューションをお客様に提供しています。

2.貴団体の取組における「強み」はなんでしょうか。また、強みをいかして、今後どのように防災活動を展開したいとお考えでしょうか?

強みは数値解析(コンピュータ・シミュレーション)です。構造物、地盤などのデータを数値解析することにより、地震発生後の建物の安全性診断、被災時の緊急車両のルート設定、さらに平時においては建物やインフラのヘルスモニタリングなど、幅広い分野での防災・減災、被災後の早期復旧のお役に立つことができると考えています。

3.ぼうさいこくたい2019での出展内容やPRポイントを教えてください。伝えたいこと、知ってもらいたいことは何でしょうか?

現在開発中の地震発生時の建物安全性診断システムを中心に展示をします。これは、建物に設置した無線加速度センサーにより、短時間で建物の安全性を短時間で判定して関係者のパソコンやスマホに通知するシステムです。実際に揺れる「模型」による実演展示も行います。現状の「応急危険度判定士」による判定と比較して、大幅な時間短縮が可能となり、地震発生直後に建物内にとどまる、避難する等の判断材料になります。また、複数の工場や事業所など状況が一括で確認できます。さらに無線センサーを使うため、有線LANケーブルの敷設工事が不要で、設置が容易で安価です。

4.ぼうさいこくたい2019に期待することや、こくたいを通じてつながりたい方々へのメッセージをお願いします!

災害発生時の対応力や、防災力・減災力の向上に役立つ、最先端のICTの活用についてご紹介します。
実際に「揺れる」建物の模型やパネルを使って、来場者の皆さんにわかりやすくお伝えします。
最先端のICTの防災・減災分野への活用について、一緒に考えてみましょう。