まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

プログラムの見どころをご紹介

[PR-43]“伊勢湾台風から六十年、空から伊勢湾をみてみよう 線状降水帯の早期発生及び発達予測情報の高度化と利活用に関する研究”

主催団体:"国立研究開発法人防災科学技術研究所 自然災害情報室、国家レジリエンス研究推進センター、気象災害軽減イノベーションセンター"

1.貴団体の防災に係る活動への取組のきっかけ、現在までの取組状況は?

防災科学技術研究所(防災科研)は、1959年の伊勢湾台風をきっかけに、政府によって、1963年に設立されました。2001年の行政改革に伴い、防災科研は、独立行政法人通則法の下、「防災科学技術に関する基礎研究及び基盤的研究開発等の業務を実施することにより防災科学技術の水準の向上を図ること」を目指してまいりました。2015年には国立研究開発法人となり、「研究開発成果を最大化する」ため、第4期中長期計画(今期)では、防災科研が「防災科学技術のイノベーションの中核的機関」として、大学や他の国立研究開発法人、民間研究機関の研究開発成果を含めた我が国全体としての研究開発成果を最大化することに取り組んでいます。

2.貴団体の取組における「強み」はなんでしょうか。また、強みをいかして、今後どのように防災活動を展開したいとお考えでしょうか?

災害によって引き起こされる被害は、発生した瞬間のみならず長期にわたって影響を生じさせます。災害からしなやかに立ち直り、この国が未来へと持続していくには、オール ジャパンで防災科学技術を発展させることで、―人ひとりが基礎的な防災力を養い、社会がレジリエンスを備えていくことが必要です。そのために、防災科研は、あらゆる種類の自然災害(オールハザード)を対象に、予測・予防・対応・回復のすべての段階(オールフェイズ)について総合的な研究開発を進め、人々の命と暮らしを支えていきます。
「生きる、を支える科学技術」によって災害を力強くしなやかに乗り越える、この大きな挑戦への決意を込めたアイデンティティを掲げ、防災科研は新たなステージヘと進んでまいります。

3.ぼうさいこくたい2019での出展内容やPRポイントを教えてください。伝えたいこと、知ってもらいたいことは何でしょうか?

10月19日(土)国家レジリエンス研究推進センター「線状降水帯対策の最前線」
線状降水帯は数時間で記録的大雨を局地的にもたらす現象で、自治体による避難エリアの指定や避難勧告・指示のタイミングの判断が困難であり、住民の逃げ遅れが課題となっています。線状降水帯からの逃げ遅れをゼロにするために、私たちは最新の水蒸気観測網を整備し、そのデータをリアルタイムで活用することで、線状降水帯の発生を半日前に、線状降水帯による大雨を数時間前に予測する技術の開発に取り組んでいます。

10月20日(日)自然災害情報室「伊勢湾台風から六十年、空から伊勢湾をみてみよう」
2019年は伊勢湾台風の発生から60年が経過します。自然災害情報室では伊勢湾台風発生後、すぐに撮影された災害空中写真を収集、保存しています。これらの写真を現在の地図上に重ね、当時撮影されたスナップ写真と伊勢湾台風関連施設の紹介を行います。過去の災害資料を現在の技術によって表現し被害状況を伝えること、周辺の災害や防災に関連する施設を紹介することで、ぼうさいこくたい2019へお越しいただいた方がその先の災害関連施設へ足を向け、肌で体感いただけるような展示をいたします。

4.ぼうさいこくたい2019に期待することや、こくたいを通じてつながりたい方々へのメッセージをお願いします!

10月19日(土)国家レジリエンス研究推進センター
 線状降水帯は2017年流行語大賞にノミネートされ、大雨のニュースでは頻繁にその言葉を耳にします。しかし、線状降水帯がどのような現象で、どのような災害に気を付ければいいのか?という点は十分に周知されていません。線状降水帯を正しく把握/予測し、適切な対策を導くための、線状降水帯研究の最前線とその社会実装への取組みをご紹介します。

10月20日(日)自然災害情報室
 伊勢湾台風は今から60年前に起きた昔のことでしょうか?そんなことはありません。昨年も大阪では台風による高潮で橋が壊れたり、岡山では雨で河川が氾濫しました。過去の災害を知ることで、私たちの日々の防災に活かせることがきっとあるはずです。今回は伊勢湾台風の資料を通して、ぜひ現地へ赴いていただき「今」を体感してください!