運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

プログラムの見どころをご紹介

[PR-24]防災に関するグローバルな取り組み

主催団体:国連防災機関(UNDRR)/国際復興支援プラットフォーム(IRP)

1.貴団体の防災に係る活動への取組のきっかけ、現在までの取組状況は?

UNDRRは、国連の防災担当部局として2000年に設立され、防災・減災を推進するためのグローバルな取り組みを展開しています。持続可能な開発に不可欠な要素としての防災の重要性を高め、災害による被害・損失の減少、災害リスクの軽減を目指し、災害に強い国やコミュニティの構築を目的としています。

IRPは、神戸市で2005年に開催された第2回国連防災世界会議で採択された「兵庫行動枠組2005-2015」に沿って災害復興における知識の集約・発信を目的に設立されました。(日本政府を含む17の政府、国連機関等で構成)。復興に関する知識の集積と情報発信、復興に関するフォーラムの開催などを行っています。

2.貴団体の取組における「強み」はなんでしょうか。また、強みをいかして、今後どのように防災活動を展開したいとお考えでしょうか?

UNDRRは、国際防災協力の枠組み構築、調整のための触媒的役割を果たすと共に、各国の防災政策実施を支援し、防災に取り組む多くのステークホルダーと共に、防災に関する国際的な指針の実施を進める役割を果たしています。「仙台防災枠組2015-2030」の実施推進、進捗状況のモニタリング及び報告などはその主な取り組みの一つです。

IRPは、「より良い復興」の実現を目指して、災害からの復興に関するさまざまな知見の集積及び発信拠点として、国際的な役割を果たしています。引き続き、ウェブサイト上での復興に関する情報発信、復興に関するフォーラムの毎年度の開催、分野別復興ガイダンスノートの改訂などを行っていきます。

3.ぼうさいこくたい2019での出展内容やPRポイントを教えてください。伝えたいこと、知ってもらいたいことは何でしょうか?

UNDRRは、活動についての報告書やレポートなどの閲覧用展示、仙台防災枠組やUNDRRの活動についてのポスター展示、UNDRRの概要資料、出版物の一部などの配布(数量限定)を通じて、国連の防災担当機関であるUNDRRのグローバルな取り組みについて伝えたいと思っています。

IRPは、12分野にわたる復興の優良事例などをまとめた分野別復興ガイダンスノートの展示、チラシやIRPの広報紙であるIRP Heraldの配布などを通じてIRPの活動について幅広くPRを行い、IRPが推進する「より良い復興」の取り組みについて伝えたいと思っています。

4.ぼうさいこくたい2019に期待することや、こくたいを通じてつながりたい方々へのメッセージをお願いします!

UNDRR:日本の防災分野における経験、教訓、技術、先進的取り組みは、国際協力を通してその他の国・地域での取り組みに役立てることができます。UNDRR駐日事務所としても、これらの取り組みがグローバルな活動と連携した貢献となるよう、日本を拠点とする多くの防災関連機関と協力しています。UNDRRとその活動にご関心をお持ちいただければ幸いです。

IRP:多くの方にブースに足を運んでいただき、IRPの活動と「より良い復興」について理解を深めていただきたいと思っています。また、今年度も1月に復興に関するフォーラムを神戸で開催する予定ですので、関心のある方はご参加下さい。