プログラムの見どころをご紹介
[WS-13]名古屋大学げんさいカフェ in ぼうさいこくたい
主催団体: | 名古屋大学減災連携研究センター |
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1.貴団体の防災に係る活動への取組のきっかけ、現在までの取組状況は?
東日本大震災の後、科学コミュニケーションの分野で注目される手法である「サイエンス・カフェ」の形式を使って、防災研究者と市民との間の対話の場を作りだそうと取り組んでいます。毎月1回、50人~80人程度の市民にお集まりいただいています。
2.貴団体の取組における「強み」はなんでしょうか。また、強みをいかして、今後どのように防災活動を展開したいとお考えでしょうか?
強みは「継続」です。防災・減災だけをテーマにサイエンスカフェを100回以上継続しているのは、世界でも唯一の取り組みです。大災害への備えは発生の瞬間まで、たゆみなく継続的でなければなりませんが、そのためにはあまり手間や費用をかけずに続けられる「げんさいカフェ」のような設計が必要です。今後も継続していきます。
3.ぼうさいこくたい2019での出展内容やPRポイントを教えてください。伝えたいこと、知ってもらいたいことは何でしょうか?
講師から観客に向けての一方的な情報提供ではなく、質問時間をたっぷりとって「対話」をすることによって参加者の理解はぐっと深まります。また研究者にとっても、市民がどのような疑問をもっているか、どのような研究への期待をしているかを知るチャンスになります。なによりも楽しく学べる90分間です。今回は、活断層地震の研究者との対話で、世の中に広がっている活断層地震への誤解を解きながら、どう備えればいいかを考えます。
4.ぼうさいこくたい2019に期待することや、こくたいを通じてつながりたい方々へのメッセージをお願いします!
防災・減災への志を持つ人たちがこうして一堂に集まるイベントはとても貴重です。参加することに意義がある””ぼうさいオリンピック”です。