運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

2004年度 東山学区連絡協議会

プラン名 「わくわく!ドキドキ!サバイバル体験!」
プランの対象 小学生、小学校教員、町内会、消防団、PTA、NPO法人、ボランティア団体 参加者:総計136名 小学生51名、保護者1名、東山学区70名、小学校4名、レスキューストックヤード10名
目的

東海地震などへの警戒が高まる中、個人や家族、地域でできる対策を講じておくことが急務な課題となっています。しかし、各種防災講演会や防災訓練、広報誌やマスコミ情報のいずれを見ても、「大人の視点」が多く、「子どもの視点」に立った防災対策が必要です。そこで、地域に住む子どもたちが、緊急時に対する適切な対処方法を学ぶ機会を企画しました。また、防災というととかく固い「訓練」というイメージがありますが、子どもたちが自ら考えたり、行動する参加型に内容を特化して、楽しく、そして災害に負けない、たくましい地域の担い手を、地域をあげて育むことを目的とします。

内容

一泊二日の日程の中で、「参加型」を意識した以下のような演習などを実施した。

○非常持ち出し袋を考えよう!
○炊き出し体験
○ほのぼのあかり製作
○東山学区の歴史と地震の話(地元の長老によるお話など)
○「防災一座」の協力による非常食朝食
○自分の家の中は安全か?(PTAによる寸劇など)
○ふりかえりとまとめ

【実践内容の紹介】
○非常持ち出し袋を考えよう!
○炊き出し体験(ハイゼックス米・アルファ米)
○ほのぼのあかりをつくる
○東山学区の歴史と地震の話
○非常食の朝食
○自宅の安全見取り図作成
○寸劇 家具転倒防止
○耐震体験装置「ぶるる君」
○今日からできる地震対策を考える

成果

○ 災害前の地震対策についての網羅的な学習の場となった。
○ いわゆる講義形式ではなく、できるだけ体験できる時間帯を設定したことで、どのプログラムも子どもたちが生き生きとしていた。
○ 2日目の最終的な発表を「地域の人と仲良くする」とした班がでるなど、単なる防災教育にとどまらない成果が得られた。

報告資料 報告書
団体紹介

東山学区連絡協議会は、学区内のさまざまな自治会活動の連絡調整をする中間支援組織です。今回は特に「防災安心まちづくり委員会」との連携により実施します。メンバーは「アイ・ラブ・東山学区」という情熱でつながっています。

連絡先 E-mail komatuya@sc.starcat.ne.jp