運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

2005年度 高知県立高知東高等学校

プラン名 スマトラ沖地震に学ぶ、スリランカでの津波の被害写真パネル展
プランの対象 教職員、地域住民、近隣の小・中学校生徒、県民など
実施期間 11月1日(火曜日)~11月10日(木曜日)  但し、3日(文化の日)、6日(日曜日)、7日(月曜日)は除く。
目的

 昨年12月26日に発生したスマトラ沖地震は、近い将来発生が予測されている南海地震と同じ海溝型の地震であり、発生した津波によって多くの被害が出ました。予測されている南海地震は、単独で起こるのではなく、東南海・東海地震と同時発生の可能性も指摘されており、そうなれば、昭和の南海地震の規模を遙かに超え、スマトラ沖地震に匹敵する規模となる可能性もあります。
 本年1月に高知県が実施した「スマトラ沖地震におけるスリランカでの津波被害状況調査」時に撮影された写真を展示し、本校の生徒・教職員をはじめ、本校周辺の住民も含めより多くの方々に津波の恐ろしさを実感してもらい、南海地震に備える意識の啓発の場とします。

内容

○パネルの展示(高知県危機管理課、高知大学から借用)
○「地震列島とわたしたち」「地学Ⅱ」で作成した作品ポスターの掲示
○「津波の高さ表示板」を、中校舎南西昇降口の壁面に掲示

【実践内容の紹介】
○ スマトラ沖地震に学ぶ、スリランカでの津波の被害写真パネル展

成果

○単に津波の被害を写真で見るだけではなく、「津波の高さ表示板」により、津波の高さを
実感することにより、さらに津波の恐さを感じることができたようである。
○生徒が作成した、スマトラ沖地震と南海(東南海・東海)地震とのメカニズムの比較、
津波への備えのポスターが、写真だけでは得られない知識習得に結びついた。
○地域等に公開することで、東高校の取り組みを知ってもらうことができた。

報告資料 報告書
団体紹介

本校は総合学科と看護科(5年一貫教育)を併設する生徒数約800名の全日制高校です。昨年11月には創立30周年を迎えました。今年度から自由選択科目に「地震列島と私たち」という講座を開講しました。

連絡先 連絡先:高知県高知市一宮徳谷23-1 電話088(845)5751