運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

2005年度 高知県立高知東高等学校

プラン名 兵庫県と高知県の高校生による防災ワークショップ&フィールドワーク
プランの対象 全校生徒および高知市内公立高校へ参加を呼びかける
実施期間 2005年8月2日(火)~3日(水)
目的

全国で唯一「環境防災科」を設置し、自然災害について専門的に学んでいる兵庫県立舞子高等学校の高校生を招いて、これから南海地震を経験する可能性のある高知の高校生どうしが、「防災」について考え、何ができるかを話し合うとともに、お互いの友情を深めあいます。

内容

2005年8月2日(火)~3日(水)
8月2日(火曜日)
12:30~ 受付
13:30~14:00  開会式
14:00~17:00 ワークショップ
(概要)高知と兵庫の住むところの違う高校生どうしが、これまでの体験を踏まえ、話し合いをとおして自然災害についての認識を深め、高校生として何ができるかを考え、壁新聞にまとめ発表し合う。
17:00~19:30 夕食準備・交流会
8月3日(水曜日)
8:30~ 受付(高知東高等学校)
8:40~14:00 フィールドワーク(案内:高知大学理学部教授 岡村 眞さん)
(概要)◎土佐市宇佐地域
 宇佐は、1707年の宝永、1854年の安政、1946年の昭和の南海地震で繰り返し津波の被害に遭っています。その史跡を訪ねるとともに、住民主体の津波対策をすすめる地域の取り組みを聞く。
               講師:宇佐地区町内会連合会事務局長 山本幸一郎さん
◎桂浜(昼食)県立坂本龍馬記念館の「幕末の大地震展」の見学
防潮堤などの観察を行う。
◎五台山展望台
高知市内を一望し、昭和の南海地震で浸水した区域を、当時の写真と比較する。
14:30 解散

【実践内容の紹介】
○ 兵庫県と高知県の高校生による防災ワークショップ

成果

○交流・フィールドワークにより防災意識を高めることができた。
○2004年夏に実施した舞子高校訪問による交流の中で対話した生徒どうしの再会が実現し、さらに交流が深まった。
○1年生は出身中学校での防災教育を動機付けとして、今回、積極的に参加できた。
○報道で大きく取り上げられたことは、生徒の自信につながった。

報告資料 報告書
団体紹介

本校は総合学科と看護科(5年一貫教育)を併設する生徒数約800名の全日制高校です。昨年11月には創立30周年を迎えました。今年度から自由選択科目に「地震列島と私たち」という講座を開講しました。

連絡先 連絡先:高知県高知市一宮徳谷23-1 電話088(845)5751