運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

2005年度 高知県立高知東高等学校

プラン名 南海地震に備えて~より行動できる人になろう~
プランの対象 本校生徒全員(780名)および教職員(90名)
実施期間 通年
目的

生徒による実践的な様々な取り組みを進める中で、地震に対する知識だけでなく、地震への対応能力を育成する。また、教職員も実践する中で防災教育に対する理解を含め、他校や地域においてもリーダー的な役割が果たせるような力量の獲得をめざす。

内容

○講座「地震列島と私たち」開講(4月~通年、週2時間)
○昨年度の舞子高校との交流や語り部の言葉、南海地震についてのインタビュー等をまとめた映像を放送部が作成し、NHK杯全国高校放送コンテストに応募(高知県大会でテレビドキュメント部門第2位、全国大会に出場)(6月、11月5日の文化部発表会で全校上映)
○救急法・蘇生法校内研修(教職員)(7月15日)
○「徳島県立防災センター」での体験研修(7月20日)
○兵庫県と高知県の高校生による防災ワークショップ&フィールドワーク(兵庫県立舞子高校の生徒を招いての交流学習 8月2日・3日)
○体育祭での競技種目「バケツリレー」(10月14日)
○地震防災プログラム
・地震防災に関する講演(1・3年生対象 10月21日)
・地震防災に関する授業①「自分の寝室をチェックしよう!」(1年生対象 11月1日)
・地震防災に関する授業②「地震防災体験」(1年生対象 11月8日)
○スマトラ沖地震 スリランカでの被害パネル展および津波の高さ表示板設置(11月1日~10日)
○地震防災に関する校内研修~クロスロードの手法を用いて~(教職員対象 11月30日)
○防災避難誘導訓練(全校 12月2日)
○救急法講習会(1年生対象・看護科3年生が実施 2月1日)
○防災教育 取り組み事例集の作成(通年)

成果

○校内の教職員組織の中に「地震防災プロジェクト委員会」を設置し、組織的に防災教育の取り組みや、災害時の対応について具体的に論議することができた。
○生徒・教職員の地震防災に対する意識が高まるとともに、その具体化が進んだ。
 ・図書館に地震防災関連のコーナーの設置
 ・理科室の棚のガラスの飛散防止のためのテープの貼付
 ・各校舎に担架用の竹棒の設置
○総合学科の特性や看護科を併設する利点を活かした取り組みができた。
○今年度の取り組みを各校に拡げることができた。
○来年度以降の基礎となる取り組みができた。

報告資料 報告書
団体紹介

本校は総合学科と看護科(5年一貫教育)を併設する生徒数約800名の全日制高校です。昨年11月には創立30周年を迎えました。今年度から自由選択科目に「地震列島と私たち」という講座を開講しました。

連絡先 連絡先:高知県高知市一宮徳谷23-1 電話088(845)5751