運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

2005年度 高知県立高知東高等学校

プラン名 校内教職員地震防災研修会 防災ゲーム(クロスロードの手法を用いて)を通して、災害時のイメージを広げよう!
プランの対象 全教職員対象 44名
実施期間 11月30日(水曜日)午後1時30分~3時40分
目的

クロスロードは、災害対応を自らの問題として考えること、またさまざまな意見や価値観を参加者同士共有することを目的としています。参加者は、災害対応を自らの問題としてアクティブに考えることができ、かつ、自分とは異なる意見・価値観の存在に気づくことができます。

内容

【進行】
(1) 予想される南海地震の被害について・・・本校周辺はどうなる?(報告・質問)(20分)
(2) 「クロスロード」についての説明(10分)
(3) ゲーム・結果発表(25分)
 ※問題は、既製のもの、既製のものをアレンジしたもの、自作ものを混在させた。
(4) 各グループでの話し合い(20分)
・指定された問題について、「クロスノート」(模造紙)に、グループで話し合ったこと マジックで記入していく。 
・「クロスノート」が完成したら、他のそれぞれの問題についても、グループで話し合う
(5) グループごとに発表と解説(35分)  
(6) 各グループで、問題を作成、アンケートに答えて終了(20分)(流れ解散) 

【実践内容の紹介】
○ 予想される南海地震の被害について
○ クロスロードゲーム
○ 発表・解説

成果

○アンケートや感想文から、参加者の多くが、クロスロードの目的を達成したようである。
○2日後に実施した地震に特化した防災避難誘導訓練で、成果を発揮した。
○景品としてアメ玉等を使ったことで、場の雰囲気がなごやかになり、力まずに話がすすんだ。また、残ったアメを玉を各部屋に持って帰ってもらったことで、欠席者との話題の種になった。
○各グループでの1問のクロスノート(模造紙)の作成は、20分をかけた班がほとんどで、より深い議論ができた半面、ほかの問題の討論の時間が確保できなかったが、後の各グループの発表で補えた部分はある。
○各グループの発表後には、自然と拍手が起こり、よい雰囲気の中で研修ができた。
○多くの参加者が、個人シートにメモを取っており、各グループの発表を聞きながら、自分の選択と比較して振り返りができた。

報告資料 報告書
団体紹介

本校は総合学科と看護科(5年一貫教育)を併設する生徒数約800名の全日制高校です。昨年11月には創立30周年を迎えました。今年度から自由選択科目に「地震列島と私たち」という講座を開講しました。

連絡先 連絡先:高知県高知市一宮徳谷23-1 電話088(845)5751