運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

2006年度 三重県鈴鹿市立鼓ヶ浦小学校

プラン名 みんなで安全安心な地域づくりをしよう ~PTCA(学校・保護者・地域が一体となった)を意識した防犯・防災の取り組み~
プランの対象 本校児童とその保護者及び地域住民(200名程度)
実施期間 通年
目的

「自分の命は自分で守る」「地域の子どもは地域で守る」「地域の死角を無くす」という3つの視点から,自ら防犯防災に関する知識と技能を高めると共に防犯防災意識の高い,学校・保護者・地域が一体となった地域コミュニティーづくりを推進し(PTCA活動),子どもや高齢者,社会的弱者が守られ,安全で楽しい地域生活に貢献する。

内容

【実践内容の紹介】
・「自分の命は自分で守る」という「自助」の意識と技術を身に付ける
・「地域の人々全体で地域の人を守る」という「共助」の精神を育む地域コミュニチィ-づくりに寄与する。
・「地域の死角を無くす」という観点で、子どもや高齢者等の社会的弱者が有事の際に優先的に安全確保に配慮されるよう学習する。

1 PTAと学校共催の防災勉強会
 南部美智代講師指導による図上訓練(危険箇所や支援の必要な家庭の情報、消火栓や備蓄倉庫の確認、避難経路等を話し合いの中確認し地図上に記入する事や災害グッズを作成する。阪神淡路大地震のビデオを視聴し今、自分たちにできることを話し合う。さらに、参加者自らが子どもを守る家(緊急時駆け込める家、44軒)へのあいさつや写真撮影とマップへの掲載等の作業を通して、校区の安全マップに加筆修正を行いより精度の高いマップを作成する。

2 通学路の安全点検の徹底と要注意箇所の周知徹底
  教師とPTA安全部による点検作業を行う。その結果をプリントにまとめ児童や地域の方々へ周知徹底を図る。教育課程の安全教育で「通学路安全マップ」作成にあたり、児童自身の参加を進め、主体的な実践力を身につけさせる。知り得た情報を保護者、地域のボランティアさらには警察等へも提供し、パトロール等について協力依頼する。

3 安全安心パトロール隊の活動
 保護者や地域の方々に呼びかけさらにパトロール隊を増員させる。パトロール他の方々には腕章とフエを貸与し、色々な時間にパトロールを実施してもらい犯罪抑制効果を高める。

成果

・ 防災意識を高めるのに役立った。
・ 被災の方の話を直接聞くことができたことは説得力があった。
・ 災害時にやるべきことが分かった。
・ 地域住民の協力につながる。

報告資料
団体紹介

本校区は、「鈴鹿サーキットとホンダ」で有名な、三重県鈴鹿市の南東部に位置し、東は伊勢湾に面し、西は国道23号が横断し、南北には堀切川と中ノ川があるところです。海岸までは歩いて3分ほどでいける環境のいいところです。

連絡先 連絡先:059-386-3355 tsuzumigaura-e@city.suzuka.mie.jp