運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

2006年度 三浦市教育委員会

プラン名 避難所学習から育む、地震に強い街づくり
プランの対象 <初中>・三浦市立初声中学校1学年 104人 <市教委>・学校防災プラン検討会委員 及び 市立学校防災担当者
実施期間 初声中学校での取り組み→通年 35時間位(主たる実働時期 11月以降) 市教育委員会での取り組み→平成18年度(通年)
目的

①地震自体及び被災後の行動への正しい認識を持った生徒の育成
②優れた行動力を身につける世代の育成
③避難所の実質的機能の強化
④地域を巻き込んだ防災教育の創生

内容

【実践内容の紹介】
①初声中学校における「避難所学習カリキュラム」(参考資料添付)
 ア、避難所に関する各グループによる調べ学習 
 イ、災害電話171体験実習
 ウ、成果発表会(モデルプランの選定)
 エ、外部講師による効果的な講演会の実施
<市教委が取り組む全市的な実践>
②成果物の印刷物としての還元
③学校防災プラン検討会による、学校防災計画の学校現場との綿密なすりあわせ
④各校担当者への防災計画の浸透、応急避難所運営委員会の実働化

成果

<三浦市の学校防災計画を整備する視点で>
①三浦市学校防災計画を教職員一人ひとりに周知できるきっかけになった。
②市の危機管理課との足並みをそろえた防災準備を進めることができた。
③避難所運営委員会を各学校で開いていく道筋をひくことができた。
④印刷物等、生徒や教職員に還元できる成果物の作成を行うことができた。
⑤各学校長・防災担当者等に成果を還元できる波及効果の高い実践になった。
<避難所カリキュラムの質を向上させる視点で>
⑥チャレンジプランに関わる本市の防災教育について、ユネスコの国際会議で紹介することもできた。
<初声中学校が総合的な学習の時間で「避難所学習」に取り組んだことについての視点で>
⑦初声中学校において、チャレンジプランで示した計画に沿って、具体的に避難所学習を展開することができた。
⑧地震災害をきちんと捉え、自分に関わることとして、初声中学校の生徒が防災教育に取り組むことができた。
⑨外部講師の活用で、生徒の心に迫る効果的な講演会を開催することができた。
⑩避難所にはルールがあるのだという自覚をもった若い世代の育成を行うことができた

報告資料
団体紹介

1.三浦市教育委員会:市内に8小学校、4中学校を抱える。地震に強い学校の備えを効果的に支援すべく活動中。
2.三浦市立初声中学校:総合的な学習1学年で「防災」を実施している学校。平成17年度「避難所学習」を開始した。

連絡先 連絡先:学校教育課 指導室 046-882-1111 内線429