防災教育チャレンジプラン

積雪期に重点を置き，学生がこれまで学んできた基礎知識も生かしながら，積雪期の地震防災について考え，自然条件の違いを分かり易く表現するためのツールを創造し，イベント等を通してその成果を広く市民へＰＲする。

雪による地震災害拡大の影響を学習し，今まで学習してきたGIS（地理情報システム)とプログラミングを組み合わせ，地震後の応急対応や復旧・復興にも関わる道路交通障害問題をビジュアルに表現するツールを作成した。

秋田市都市整備部建築指導課と連携し,「自主防災学習会」，「積雪期の地震対策シンポジウム」，「耐震改修促進相談会」等を実施することで成果の啓発を図った。

・学生の課題解決能力の高さを学んだ。
・積雪期地震時の防災意識が向上した。
・積雪による道路交通障害拡大リスクを把握できた。
・耐震改修の促進につながった。
・産，官，学＋民の防災ネットワークができた。

【製作物】
「雪国秋田・積雪期の地震対策」.pdf

本校は昭和39年４月に国立の工業高等専門学校として創設され、平成16年４月から独立行政法人国立高等専門学校機構秋田工業高等専門学校となり、現在は、機械工学科・電気情報工学科・物質工学科・環境都市工学科の４学科を設置している。従来の大学とは異なる独特の教育体制のもと、高等教育機関として、高度の教育水準を保持し、基礎科目とともに実験・実習を重んじ、充実した実践的専門教育を行っている。