運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2008年度 摂南大学ボランティア・スタッフズ

プラン名 災害時に活動できる青少年ボランティア・リーダーの育成セミナー
プランの対象 大学の部
目的

摂南大学ボランティア・スタッフズが、自ら防災教育を学び、学生ファシリテーターとなって中高生に対して、「災害時に活動できる青少年ボランティア・リーダーの育成セミナー」を実施し「災害時には自分の命は自分で守る。」という原点に立ち、災害が発生した時の対応、行動を座学と実践で経験し、家族や地域の人々を助ける知識を習得するユニークな活動です。

内容

参加者一人ひとりのリーダーシップを伸ばし、何事にも主体的にチャレンジするリーダー的意識を育む活動やセミナーを行いました。
地震などの自然災害に対して平時から自分たちの住む地域にどのような危険と問題があるかをよく理解し、その状況に応じて自主的に対応ができるようにしました。
日頃知っているつもり、あるいは大丈夫だと思っていることが、身に付いていないことを認識し、それが非常に大切なことだという意識を育ませました。
また、減災という視点から、自分たちの生命に関わる被害が少しでも軽減できるよう、家庭をはじめ地域の災害現場において実際に役に立つ知識と技術が発揮できるような実践的な活動を1年間を通じて体験することで災害に備えています。

成果

1 年間に12 回のセミナーとワークショップを開催しました。参加者や、学生ファシリテーター自身が防災教育に関する様々な環境や機会を与えられたことで、「気づき」が生まれ、「気づき」が「やる気」に変化し、「やる気」が積極的な「行動」に発展しました。毎回PDCA を行い、ポートフォリオによる成長記録を実施しました。
仲間を信頼して難局に立ち向かうチャレンジ精神と、各自のリーダーシップ、「報告・連絡・相談」の重要性を身につけました。

【製作物】
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報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

日本は地震が多い国です。いつ・どこで大地震が発生しても不思議ではありません。身の回りで大災害が発生した時、けが人が出た時、あなたはどうしますか?大災害が一旦発生すれば、救助隊の到着は遅れます。そんな時に、「緊急サバイバル術」を身についていれば、救助隊に助けられるまでの2~3日間、生命を維持することができます。私たち「摂南大学ボランティア・スタッフズ」は、緊急サバイバル術や緊急救命のライセンスをもっているので、それを皆さんに教えながら、「いざ!」というときに活躍できる青少年リーダーを育てます。

連絡先 072-839-9359