運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2008年度 地球防災隊

プラン名 担い手を増やし、園児への防災教室を開く
プランの対象 大学・一般の部
目的

目的:防災教育の新たな担い手を増やすこと、園児に楽しく防災を学んでもらうこと
ポイント:防災教育の新たな担い手を増やすため、保育士を目指す学生と交流し、幼児向けの防災教材を作成する。
保育を学んでいる学生に、園児に人気がある幼児教材や、防災の要素を取り入れやすい幼児教材を教えてもらう。
また幼児向け防災教材を作成するにあたり、どこまでなら園児が理解できるか、どのような動きや道具を取り入れれば、園児の興味をひくことができるかを一緒に考えてもらう。
紙芝居、クイズ、歌などの園児が好きなものと防災を組み合わせることにより、幼いころから防災を身近に感じてもらうきっかけとなる。
楽しんで学んでもらう工夫をすることで、防災に興味を持ってくれる園児が多くなる。

内容

・幼稚園訪問活動、幼児向け防災教材の作成、防災教室の実施
・保育士を目指す学生を対象とした学生セミナーの開催、教材作成
・地球防災隊の活動紹介、他団体との連携行事参加

成果

保育士を目指す学生と交流し活動することで、防災・保育の知識や情報を共有することができ、幼い子どもにも伝わりやすい防災教材の作成、防災教育の実施が可能となる。
実際に使用できる幼児により合った防災教材を一緒に考えることは、防災を学ぶと同時に、幼児向け教材を考えることにもなる。
また、学生が保育士になった後にも、自身で作成した防災教材を活用することができ、持続性がある。
防災と幼児教材を繋げることで、園児に防災を身近に感じてもらうことが出来る。園児は幼稚園であったことを家に持ち帰り、家族に話すと考えられる。
子どもの口から防災教室の話題が出ることで、家族でも防災について考えたり話し合ってもらうことにより、家庭でも防災意識が高まる。

【製作物】
こめたろうものがたり.pdf
ちゅーたとふしぎなメロンパン.pdf

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

兵庫県立舞子高校在籍時に防災教育を受けた経験を生かし、卒業後も個々それぞれで活動の場は違うものの自らが担い手となり、多くの場で防災活動を行ってきた。そこで得た知識や情報を共有し、防災に触れる場をつくる担い手の育成を行うことにより持続的に防災教育が広がるという新しい団体を創った。

連絡先 090-1145‐0593(代表者:杉田 かなえ) 090-6052-1064(河田 のどか)