運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2008年度 なでしこ防災ネット

プラン名 女性の視点での防災対策「 日ごろの備えと家族・地域の絆」
プランの対象 一般の部
目的

】家庭と地域に密着している女性が、地域防災に果たす役割の大きさをしっかりと認識し、女性の防災の知識と意欲と行動力を高め、女性の視点で防災・減災・災害に強いまちづくりを目指す。
男女が共に支え合い助け合える地域、防災体制づくりにむけて「災害の被害を受けやすい女性」と「防災の担い手としての女性」双方の立場から日ごろの備えと工夫をリーフレットにまとめた。
それを関係者用に点訳・手話通訳・録音をした。

内容

連携10団体と互いに得意分野を活かし、協力し合って行事を推進
(1)防災コミュニティサロン
・4回実施し、防災についての勉強会と主催イベントの準備や反省などを行った。
(2)防災講演会2回実施
①「わが家の防災」「災害用電話伝言ダイヤル」②「地域における男女協働の自主防災対策」
(3)体験型イベント
・サバイバルデイキャンプ 3回 ・簡易トイレの作り方 ・三角巾を使用した応急手当
・中学生避難所設営体験 ・炊き出し訓練 ・かまどづくり ・緊急搬送訓練
・非常食3回「あるもの持ち寄りカレーづくり」「お鍋でごはん」「小麦粉で何ができるかな?」
(4)植樹・家庭菜園(ベランダ、庭先)・荒廃地を利用しての食料生産 などの推奨
(5)リーフレット作成 「女性の視点からの防災対策」
(6)連携団体との交流会 3回

成果

・リーフレットは連携団体や行政と広角度から勉強・研究・検討、作成したものを地域に提供することにより、防災メッセージが発信できる。
・リーフレットを行事開催時に活用し、女性の防災意識の啓発、家庭での備えなど家族の防災力の向上から災害に強い社会づくりに結びつけることができる。また、点訳・手話通訳・録音して、関係者に役立て
てもらう。防災の普及促進につながる。
・サバイバルDay キャンプなどをとおして、自分の命、財産を守るすべや、ライフラインが途絶えた環境で生き延びる術を身につけ、発災時に起こることをイメージし、とるべき行動を把握する。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

神奈川県央の西部に位置する秦野市を拠点にH17年8月、防災士に設立準備会開催の呼びかけをし、行政、地域ボランティア10団体とネットワークをはかり、主に親子、障害者を対象に防災町づくり活動を推進してきた。 “女性への視点/女性からの視点”で考える 災害と女性 支えあう災害に強い社会をめざしている。

連絡先 0463-87-1452