運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2009年度 紀の川市立 荒川中学校

プラン名 託せ子どもたちに ~荒川の安全と未来を!~
プランの対象 中学校の部
目的

1地域と学校が一体となって取り組む。
2従来の防災教育にない新しいコンセプトとして、どこの学校にもある校内放送を活用し手作りのトーク風番組に仕立てる。
3「作って学ぶ、聴いて学ぶ、一緒に活動して学ぶ」協働作業で防災の輪が広がる。

内容

校内放送設備を活用した防災教育番組を『あらかわ防災ステーション』といいます。この手作りのFM放送風防災トーク番組を通して、4つのプログラムを実施しました。
(1) 阪神淡路大震災の被災地を訪ね、阪神淡路大震災の取材編としてインタビュー形式の番組作成。(周辺の小学校でも放送開始)
(2) 地域の自主防災組織の現状を知り、取組や課題を考える編
(3) 平成20年度取り組んだNHK出版『12歳からの被災者学』をベースにした防災知識編の番組作成を資料化し、地域や教育機関に配布する。
(4) タウン・ウオッチングしたデーターを下に、防災マップを作成する。

成果

・ 校内放送を活用した防災教育番組の作成と番組放送により、今までの、特 設の防災教育ではなく、番組つくりに参加する人(生徒・防災ボランティア・地域住民・自主防災組織)、番組を聴取する人(中学生、小学生)、関わって指導する人(教師・防災ボランティア)がそれぞれに防災力をアップできる要素を含めることができた。
・ タウン-ウオッチングにより、自分の町や自分の住む場所から学校までの平生、何気なく通過している場所に、災害時や日常的に潜んでいる危険な箇所を発見でき、大人と生徒がその情報を共有できた。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

本校は、和歌山県の北部に位置し、紀ノ川と貴志川に挟まれ南北に割と長く広がった校区を持つ田舎の中学校です。「あらかわの桃」ブランドで全国的に有名になっている桃の生産地の学校です。全校生徒数は、224名。小さい学校にも関わらず女子ハンドボール部や男子バレーボール部が和歌山県大会で優勝するくらい元気のいい生徒たちのいる学校です。来校する訪問者の皆様方から、あいさつのよくできる学校ですねとよく褒められます。平成20年度から、本校は和歌山県の新規事業である『きのくに共育コミュニティー推進事業』受け頑張っています。

連絡先 0736-66-0003