運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2010年度 高津養護学校たかつ地域ネットワーク推進会議

プラン名 たかつ地域との協働による障がい者・高齢者等要援護者支援のための防災シミュレーション訓練
プランの対象 小学校の部~大学・一般の部
目的

障がい児者や高齢者等災害時要援護者と地域住民(町会・自治会)協働のぼうさいシミュレーション「避難所設営訓練」。訓練を通し障がいのある児童生徒に防災意識を育てるとともに地域住民との協働により社会参加への機会を提供する。また、学校と地域との協働による訓練をとおして、障がい者等要援護者に配慮した避難所設営のあり方を探る。さらに、要援護者と地域住民との交流の機会とし、障がいの理解推進を図り地域コミュニティ活性化の一助とする。

内容

・障がいのある方の保護者や支援者向け防災学習会の開催(4回)
・障がいのある方と保護者・支援者による夜間避難所設営訓練の開催
・教職員や支援者向け地域防災学習会の開催
・災害時に障がいのある方等要援護者を支援する防災ボランティア養成講座(3回)の開催
・地域との協働によるぼうさいシミュレーション(避難所設営訓練)の開催
・保護者・支援者のための「地震防災ガイド」の発行
・地域向け防災対策事業実践発表会、防災シンポジウム「災害時にすべて人の命を守るために
~要援護者に配慮した避難所運営のあり方~」開催
・地域向け2011ぼうさいカレンダーの発行

成果

 障がい児者の地域生活を支えるためには、学校の所在地域と子どもたちの居住地域双方での学校理解や障がいの理解推進はかかせない。災害時に要援護者を支援するためには、日ごろからの関係作りは重要である。地域と学校の共通課題である「防災対策」をテーマとすることで、地域との「連携と協働」を推進し、学校理解や障がいの理解推進をはかることは障がいのある子どもたちの地域生活をより安全・安心なものへと向かうことを目的にとしている。
災害時、本校児童生徒のような障がいのある子どもたちが、いわゆる「避難所」で避難生活を送るには非常な困難を伴うことは過去の災害が示している。地域と協働してこのような訓練を実践できることは、地域にお住まいの災害時要援護者に多少の安全安心を提供できるものと確信する。

2011障がいのある方を支援する保護者・支援者のための地震防災ガイド(川崎版).pdf
障害者・高齢者等要援護者支援のための防災シュミレーション訓練 実践報告.pdf

報告資料 報告書
団体紹介

障がいのある子ども達の地域生活充実のため、学校と地域との連携と協働の活性化を図り、地域町会・自治会、教育・福祉関係機関、福祉団体等との情報の共有や交換を行い、共通課題解決への連携と協働を発展・推進させることを目的とします。
そのため、障がい者のための文化学習施設やスポーツ施設の提供等地域資源の開発や情報提供をおこないます。また、障がい者向けパソコン教室やスポーツ教室、お菓子作り教室等学習文化講座を開催します。さらに、それらの活動をとおして障がい者支援ボランティア等支援者の育成をおこないます。

連絡先 044-865-0477