運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2011年度 宮城県大河原町立金ヶ瀬中学校

プラン名 学校と地域が協働する防災対策活動プラン
プランの対象 中学校の部
大学・一般の部
目的

本校のある地域は高齢化と核家族化が進み、住民間の絆が薄れていくことが懸念されている。この中で地域の防災力を高めていくことが課題であり、目的である。具体的には次の3つになる。
1.災害時の自助・共助の方策
2.防災意識と災害対策・対応機能の向上
3.防災・減災行動の習得と的確な判断能力の育成
本校の中学生が中心になって活動する防災教育実践を、地域住民を巻き込む活動に発展させ、学校・生徒と住民間の協働体制にしていくことを、目的とし、持続可能な地域社会づくりを目指すプランである。

内容

・中学生が中心となって活動し、地域と協働する地域防災訓練を実施する。
・地域住民による学校支援組織「金未来隊」の設立し、地域とともに防災教育と地域防災訓練を実践していく。また、「金未来隊」の方々の協力を得て食料備蓄の農作業として、食材の栽培や生産、加工を体験する。
・社会福祉協議会や行政区長・大学など多彩な団体・機関等を巻き込む教育実践を拡充し発展させていく。
・プランの重要性を積極的に外部に発信・広報する活動を繰り広げていく。

成果

地域住民との「かかわり」・「つながり」が継続・拡充し、持続可能な地域社会づくりとその活性化を推進でき、地域防災力の向上が図れる。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

 本校がある大河原町は、JR東北本線と県を縦断する主要国道が通り、県南部の地理的中心に位置し、国や県の出先機関がある人口23,400人の町である。本校はこの町の中心部から離れた地域にある小規模校であり、生徒数100程度の各学年一クラスの中学校である。学区には約3,300人が在住し、大規模店舗が建ち並ぶ国道沿いと農耕地からなり、農業については徐々に農家の減少と高齢化が懸念される状況にある。そこで、本校では平成22年にユネスコ・スクールに加盟して持続発展教育を推進し、防災教育を核とする教育実践により、持続可能な地域社会づくりや未来の担い手育成に取り組んでいる。で理解してもらう活動を行います。

連絡先 0224 53 1369(金ヶ瀬中学校)