防災教育チャレンジプラン

・従来の防火委員会各クラブ単独で行っていた活動から、本プランの各クラブ合同の訓練や、地域住民を巻き込んだ活動を通じて多世代間のコミュニティを図る。
・町伝統行事への参加を通じ、郷土愛を育むと同時に継続した活動を維持する。

・地元消防団や自衛消防隊と少年消防クラブ員が町を歩き見聞を行い、防災マップを作成し町の実態・特徴を知る。
・町伝統行事の万灯流し(精霊流し)にむけ、関係者と共同した竹灯籠づくりや会場の設営を行う。
・町伝統行事の上陽祭り(全日本きんま選手権大会)会場で、婦人防火クラブ員と共同した炊き出し(おしるこ・豚汁)を行い来場者へふるまいながら防災PRを実施する。

・オンリーワンの防災マップを作成し各家庭で発表させ、掲示することにより、クラブ員から家族へさらには、地域住民へと防災意識の高揚を広げていくことができる。
・各活動に関わる年齢層に厚みを加えたことにより、地域コミュニティの中にも新たなコミュニティが生まれる。
・少年消防クラブ員各個に自分達が住んでいる町を支えていくために必要な小さな役割を身につけさせ、地域社会を築くために必要な一歩を踏み出すことができる。
・町伝統行事や祭りへの参加を通した防災教育を行うことにより、地域住民への防火防災の普及啓発につながるとともに、今後、継続した末長い活動、広報が期待できる。

八女市上陽防火委員会は、昭和５９年に組織され、幼年消防クラブ、少年消防クラブ、婦人防火クラブの育成強化、運営指導等にあたっています。各クラブは年間を通し様々な活動（救急教室、防火教室、避難訓練、町歩き防災マップ作成、消防出初式参加、その他各種研修等）を行い、地域住民の防火防災思想の高揚と普及を図り、自主防災体制の確立推進に向かって積極的に活動しています。