運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2012年度 立命館大学国際部国際協力学生実行委員会(CheRits)

プラン名 The Way to Abroad of Disaster Risk Reduction Education
プランの対象 地域青年団、地域住民・こども
目的

★インドネシアに防災教育を!(→防災教育を海外に!)
★日本人が防災教育をするのではなく、現地で防災教育を担う人材を育成します!
★CheRitsと地域青年団が対等にその地域に適した防災教育を考えだします!

内容

CheRitsと地域青年団がともに地域に適した防災教育を考えていく過程で、地域青年団が地域の防災活動を担っていける人材に必要と思われる4つの能力を伸ばせるように(キャパシティディベロプメント)、アプローチしている。4つの能力とは、1.防災に関する知識を活かす能力、2.地域に関する情報を活かす能力(地域に適した防災をする能力)、3.(防災活動の内容を)創意工夫をする能力、4.マネジメント能力である。今回は、地域の小学生が災害・防災に関して学ぶことができるような企画を一緒に考えた。

成果

★今後も一緒に地域の防災を考えてくれるであろう地域青年団が数名見つかった。
★4つの能力のそれぞれにアプローチし、各々を少しずつ伸ばし始めることができた。
★地域の組織である青年団が始めようとしている活動を地域の人々にも知ってもらい、その価値を認めてもらうために、地域の小学生のための防災活動を考える場に、地域の小学校の先生および婦人会のメンバーにも参加してもらった。これにより、
☆大人が青年団の足りない能力を補うことができた。
☆地域の違う立場の人々が一堂に会し地域の防災を考えることが、その地域の多様性に適した防災を考えていくのに不可欠であることが明らかになった。
☆地域の様々な人が一堂に会せるような関係性自体、地域防災には不可欠だとわかった。

【製作物】
防災教育を海外へ.pdf

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

東日本大震災と同程度のマグニチュードであった2004年スマトラ沖地震及びインド洋大津波をきっかけに復興支援として学校法人立命館が「学校再建プロジェクト」を始動し、それに共鳴した学生によって組織されたのが当委員会です。2006年のジャワ島中部地震においても同プロジェクトでインドネシアに小学校が再建され、その小学校と当該地域において防災啓発活動を5年以上継続しています。また、震災で失われたものを元に戻すだけでは不十分だと考え、当該地域の発展のために、さまざまな側面から地域の人々とともに活動しています。

連絡先 代表者または担当者の連絡先電話番号