運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2013年度 アトリエ太陽の子

プラン名 絵画を通じた東北支援 「命の一本桜」プロジェクト
プランの対象 幼児、小学生、
中学生 大学生、
一般まで
目的

「心の手を繋ごう・東北に希望の春を届けたい」をキーワードに、兵庫県内の子ども達と東日本大震災被災地へ、『命の一本桜』(8×3.2m)等、絵画作品等をお送りし、心のエールを届ける事で、地域の子ども達の心を育て、防災教育の中心『命』の大切さ、尊さを学ぶ。また、東北被災地の小学校等で出前授業を行う事で、被災地の子ども達の心のケアとなり、また阪神淡路大震災を経験した神戸の地域の子ども達の心の交流となる。誰しもが親しみをもち、日本国民が愛する『桜』、長い冬を耐え春を伝える『桜』を皆で描く事で、また絵画が苦手な子ども達にも楽しんで描いてもらう楽しい技法で描く事で、皆で心を解放し、楽しみながら描く事が出来る。また、『紙に描く』事から、大変軽量で小さく畳める事や、どこにでも展示しやすい事から、学校行事の展示にも大変汎用性が高い。

内容

阪神淡路大震災を経験した神戸から東北に伺い、子どもの心のケアの為、復興の象徴・一本桜を幅8mの紙に全身を使って描く活動。目に見えぬ不安に脅かされている福島の子ども達、なかなか街の復興が進まない宮城県・岩手県の子ども達に、活動を実施普及し、入学式、卒業式、文化祭等、行事毎に展示する事で地域の活力に繋がっている。

成果

・東日本大震災から2年半以上が経った今も、兵庫県内から実施希望校が相次ぎ、授業や講演を受けて頂いた園長先生方各自の園での普及に努められ『命の一本桜』プロジェクトが広がっていっています。
・東北被災地の小学校等と、1度きりでなく、5回、6回と継続した交流が続いています。
・東北被災地の子ども達からのお手紙や、先生方からのお手紙から、『命の一本桜』プロジェクトの実施が、子ども達の心のケアの一端となっている事が証明されました。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

18年前の阪神淡路大震災の激甚地区、神戸市東灘区を中心に13教室、幼小中高生まで通う造形絵画教室。震災で愛しい生徒2名が御家族共に犠牲となりました。震災を風化させない為、6434名の尊い命の事、助け合いの心、親子の愛の深さを震災後に生きる子ども達に伝えたく、8年前から絵画を通じた防災活動に取り組み、新潟、スリランカ、四川など国内外の被災地の子ども達に絵画を届ける活動を続けています。2011年東日本大震災以降は翌月の4月から半年毎に(計4回)継続した絵画を通じた支援活動を続けています。

連絡先 078-858-7301