運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2013年度 飯田市赤十字奉仕団

プラン名 郷土にまつわる災害伝承紙芝居の作成と活用
プランの対象 中学校の部、
大学・一般の部
目的

これまで当地域を襲った災害について、自分たちが資料収集や聞き取り調査をはじめとした基礎調査を行いその災害史実を学びながら、その内容を多くの人々に周知し、かつ伝承していくための紙芝居を制作し上演することを目的としている。
 紙芝居の制作や上演を通じて、その災害伝承に込められた思いを多くの人に伝え、被災地の復興や子どもたちのこれからに役立つものとしたい。

内容

・昭和22年4月20日発生した飯田大火と中学生によって作られたりんご並木を題材とした紙芝居及び紙芝居DVDを制作する。
・制作した紙芝居を、市内及び東北の被災地などで上演し、交流を深める。

成果

・飯田大火の史実(戦後日本で最大であること、100戸以上の大火を7回も経験)を学べた。
・りんご並木誕生の秘話(誰が市と交渉したか等)を当事者から聞き取りできた。
・りんご並木を管理している飯田東中学校での上演及びDVD収録の協力も得られた。
・DVD制作にあたって、BGM選定にあたって著作権についても学習し、問題をクリアできた。
・DVDを配布することによって、多くのかたに観てもらうことが出来た。
・上演によって、中学生をはじめとした飯田市民も詳しく史実を知ることが出来た。
・福島の被災地の皆さんにりんご並木の精神を理解してもらうことが出来た
・You-Tubeにもアップし、より多くの方に観ていただくことができるようにできた。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

平成12年から紙芝居を始め、現在は2班11名が活動しています。
 毎年新たな作品に取り組み、自ら脚本、絵の制作をして上演しています。 完成した作品は「日本の赤十字」のように赤十字の歴史や思想の普及を目的にしたものや、地元に伝わる民話を題材にしたものが中心で、小中学校や福祉施設のほか県内外にも出かけて上演しています。 特記すべきは新聞紙程の大判に描いた絵を使い(大会場ではプロジェクター)、登場人物の声を全員が分担しあい、音響効果も交えて上演することで見ごたえ十分です。

連絡先 ※担当者:後藤武志 0265-22-4511 内線 2437