運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2014年度 芦北町立田浦小学校

プラン名 地域から学び、地域とともに取り組む防災教育
プランの対象 小学校低・高学年の部
目的

①防災教育年間指導計画を作成し、年間を通して児童の防災意識や防災に関する実践力を高める。
②児童、保護者、地域住民が参加する防災フェスタを実施し、地域の防災意識を高める。
③児童が作成した防災に関する製作物を地域住民や他の小学校、保育所、幼稚園に配付することで地域全体に防災の重要性を啓発する。
④地域で過去に発生した災害を学習に取り入れ、過去の災害から学ぶ防災教育を推進する。

内容

本年度は本校の防災教育の目標を「地域との連携、地域への情報発信」とした。まず地域との連携をより深めるために過去の水害を教材として学習に生かし、保護者や地域住民も参加できる防災フェスタを実施した。また、地域への情報発信として小学校低学年や幼稚園・保育所向けの絵本を高学年の豊かな発想を生かして作成し、保育所、地域の小学校へ配付する予定である。地域への情報発信や持続可能な防災教育を意識し、プランを実践してきた。

成果

①児童の防災意識と防災に関する実践力が向上
②避難マニュアルを改善(行政との連携の重要性)
③地域住民や地域の関係機関とのつながり
④防災教育を地域に発信することの重要性を認識
⑤防災フェスタによる地域の防災意識の向上
⑥公民館への掲示による持続的な防災に関する啓発活動
⑦地域防災への貢献
⑧子供の情報発信の重要性

【製作物】
芦北町立田浦小学校.pdf

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

田浦小学校は、熊本県の南部に位置し、全校児童207名(9学級)の学校である。昭和52年7月、河川の堤防が決壊し多くの被害をもたらした水害にも見舞われている。平成24 25年度熊本県教育委員会指定の防災教育研究推進校として研究を進めてきた。防災教育において地域の実態に即し、地域団体との連携を重視した取組が必要だということが分かった。また、すべての学校教育活動に防災教育の視点として「知識、思考・判断」、「危険予測、行動」、「社会への貢献」の3視点を取り入れ、地域素材を生かした学習を行ってきた。

連絡先 0966-87-0015