運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

2014年度 中津市立城北中学校

プラン名 「自分の命は自分で守る」防災教育
プランの対象 中学校の部、大学・一般の部
目的

「生涯にわたって自然災害と向き合い、共に生きていく力をもった人づくり」としての防災教育
① 職員の防災意識の高揚。
② 生徒の防災への備えや「自分の命は自分で守る」という主体的な考え育成。
③ 3年間を1サイクルとしての系統立てたカリキュラムの構築。
④ 本校が地域・家庭の防災教育拠点となる。

内容

大分県防災教育「モデル実践校」として、2012・2013年の2年間、「自分の命は自分で守る」 自助から共助・公助へ を主題として研究実践に取り組んだ。そして、今年度、「自助」、「公助」、「共助」を各学年のテーマとし、総合的な学習の時間(20時間)を活用した3年間を1サイクルとしたカリキュラムが完成した。また、これまでの実践を活用し、「地域・家庭における防災教育の実践」という新たなチャレンジを実践した。

成果

・教職員は、研修会や講話により指導助言を受けたことにより、防災管理・組織的活動のあり方や防災教育の進め方について理解を深め、防災意識の高揚が図られた。
・全領域における防災学習の実践、防災講演会、避難訓練等の取り組みを通じて生徒の防災への備えの重要性や「自分の命は自分で守る」という主体的な考え方が育成できた。
・大規模災害に備え「自助」「公助」「共助」を各学年のテーマとし、3年間を1サイクルとして系統立てた防災教育が実施できる。(総合的な学習で)
・学校、家庭、地域、関係機関等がともに防災について考える場となった。

報告資料 報告書
団体紹介

本校は、多くの観光客が訪れる福沢諭吉旧邸、黒田官兵衛の中津城を校区に持つ、全校300名の中規模の中学校です。中津川・山国川に挟まれ三角州状の土地(小祝地区)に位置し(海岸線より150m)、東岸に渡る三本の橋が災害時通行止めになれば、完全に陸の孤島となります。
小祝地区には、3階建ての建物は本校しかなく、地震や津波発生時に一次避難所になります。こうした地域の特殊性を考えながら、実践的な防災教育「自分の命は自分で守る」を推進し、意識と実践的な態度の向上に取組みます。

連絡先 0979-22-0780