運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2014年度 防災腹話術研究会

プラン名 防災腹話術・手法の確立と展開
プランの対象 小学低学年の部~中学校の部
目的

1、防災腹話術を、防災教育の一手法として確立する。
2、防災腹話術実演者の育成

内容

1、教本の作成・教員、防災関係等の参考となる脚本資料づくり。
2、防災腹話術の研修会の実施
3、公演実施体験による技術の向上と手法の確立
4、仲間を募り、ネットワークを構築する。

成果

1、防災腹話術教本を完成、発行した。
・編集にあたり、実行委員の先生方に意見を伺い、実りある教本が出来た。
・10回の研修会を開催し、仲間と一緒に演習を行い修正が出来た。
2、現場研修を兼ねた防災腹話術の出前実演を仲間と10回重ねた。
3、12月13日(土)「新しい防災教育の風」と副題を付けた「防災教育セミナー」を開催した。
・林春男先生を講師に「新しい防災教育の風」という講演を聴講した後、仲間6人が防災腹話術の実演をした。
・同じ実践団体の上富田ふれあいルームの幾島さんと周防町立城山小学校濱村先生の応援参加で、思わぬ仲間同士の交流が実現し、お互いの目指すものを共有出来た。
・会場は定員70名であったが一般公募を含め75名の参加があり、期待以上の手ごたえを感じた。
・なお、同日の午前中「防災教育チャレンジプラン・西日本の風」セミナーが開かれ、会場を提供する事が出来た。
4、印刷した教本200部の内100部は、所属する全日本あすなろ腹話術協会の手によって、全国の仲間の希望者に配布された。この協会は、腹話術師の集まりであり、教本さえ有れば少し練習すると、実演可能な者たちである。全国的な広まりも夢ではなくなった。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

代表の荒井は、3年前から腹話術の教室に通い、腹話術を身につけつつありました。そんな時に東日本大震災が起こり、復興ボランティアの傍ら実践を兼ね、腹話術による笑いの出前をするようになりました。
実演しながら、ふと頭に浮かんだのが、腹話術による交通安全教室でした。「腹話術を使って防災教育をしよう!」そう思いました。
さっそく、腹話術の教室の仲間に声をかけ、有志を募り、立ち上げたのが当団体「防災腹話術研究会」です。よちよち歩きを始めたばかりの団体ですが、足跡がいつか防災教育の新しい道になればと願っています。

連絡先 代表 荒井 勣(いさお) 電話・Fax 078-787-7387