運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2015年度 竜南いのち守り隊

プラン名 持続可能な地域社会の実現を目指す生徒の育成
プランの対象 児童・生徒、地域住民
目的

・ 地域を大切にし、地域のために「中学生」ができることを追求していく。
・ 全ての人にやさしい防災を考える。
・ 教師の特性を生かして、子供の思いとコラボしながら防災学習を進める。
・ 考えたことを仲間と協力しながら実行する。
・ 学習のまとめを地域に広める。
・ 子供の、子供による、持続可能な地域のための防災学習とする。

内容

①「つかむ」   防災講話 防災オリエンテーション NPOとの協働
②「さぐる」   防災マップの作成 非常持ち出し袋の検討
③「深める」   東北復興支援訪問 地域防災訓練への運営側参加 ユネスコスクール発表会参加
④「ひろめる」  防災フェスタの開催

成果

NPOや企業との協働学習に取り組むことで、自分たちですべてを一から立ち上げるのではなく、資料を活用させていただいたり、イベントに運営側として参加したりするなど、防災学習の学びを深めるという持続可能な関係を築くことができた。
東北復興支援訪問では、世代は変われども、4年間交流を続けていることで、荒浜中学校の生徒との「つながり」を感じることができた。トマト農家での収穫ボランティアでは、被害の状況、復興の現状を学び、トマト農家の復興に対する力強さを感じることができた。閖上震災を伝える会の語り部のお話では、自分たちと同じ中学生が災害下にどのような思いで生活していたのかを知り、中学生の役割の大きさ、人と人とのつながりの大切さを感じた。また災害の実際を目の当たりにすることで、地域を守るための使命感を得た。
12月に学区で行われた防災訓練には、全体で100名の生徒が有志として運営に携わった。このことからも、自分たちが学区の防災リーダーであるという自覚が見られた。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

本団体は岡崎市立竜南中学校の全生徒・職員から組織され、総勢650人程度となる予定であり、その核となるのは中学校3年生約200人である。入門枠・一般枠と防災教育へのチャレンジを続けており、今年度はその学びをさらに深めていく予定である。
「子どもの思いを大切にし、持続可能な地域社会を実現する」ことを目標に教育活動に取り組んでおり、防災学習では地域に広める「防災フェスタ」を3年生が企画・運営している。この取り組みが認められ、岡崎市教育委員会主催の教育論文において最優秀賞を受賞した。

連絡先 (0564)54-4400 岡崎市立竜南中学校