運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2017年度 呉工業高等専門学校 インキュベーションワーク 3Dマップ製作チーム

プラン名 デジタルマップと3D地形模型製作による地域防災教育
プランの対象 小学校高学年
中学校
高等学校
大学・一般
目的

・ハザードマップなどの情報をデジタル防災マップに集約し地域の防災上の弱点を認識する。
・2次元の地図情報から3D地形模型マップを手作りし対象地域の地形の特徴を知る。
・製作したデジタル防災マップと地形模型を組み合わせて防災上の問題点を再確認する。

内容

国土地理院からダウンロードできる地図データを用いて3D地形模型を製作する。呉高専に設置されている3Dプリンタやレーザーカッターを使用して、より正確で簡単に組み立てることのできる3D地形模型を作る。ただ単に立体の地形模型を作るだけでなく、ジグソーパズルのような3D地形模型キットを製作し、それを作った呉高専の学生が、地域の小中学生・住民等と一緒に組み立てるワークショップを公開講座や出前授業として開催し防災教育に役立てる。

成果

・基盤地図情報データとレーザーカッターを使った3Dマップ(地形模型)を製作するためのノウハウを習得した。(マニュアル制作中)
・8月に呉市立天応中学校と連携して防災サマースクールを企画・実施した。
・9月2日呉高専・呉市消防局共催の公開講座、1月30日呉市防災リーダー研修で模型展示。
・12月10日呉高専びっくりわくわくクリスマスサイエンスショー、呉市内3か所を対象として1時間程度の製作時間で3D地形模型製作を行うイベントを企画・運営した。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

呉工業高等専門学校では、2015年から4学科1 5学年の全員が学年学科を超えた学生同士のチームでプロジェクトを遂行する「インキュベーションワーク」という授業を行っており、現在60を超える学生主体のチームのプロジェクトが動いています。
 3Dマップ製作チームは、CAD、GIS、基盤地図情報、航空写真、ドローン空撮などを用いた、3D地形モデルの製作とそれらを使った防災活動について、主に呉高専周辺の問題について検討してきました。2017年度は呉高専の外に飛び出して、本格的に活動を開始する予定です。(http://www.kure-nct.ac.jp/incubation/)

連絡先 0823-73-8479